情報資産管理とは?じょうほうしさんかんり
情報資産管理とは、顧客データ・設計書・ソースコードなどの情報と、それを扱う機器・システム・クラウドサービスを「情報資産」として洗い出し、台帳で重要度・機密区分・保管場所・管理責任者を一元管理する活動。リスクアセスメントの前提として「何を守るか」を定めるもので、JIS Q 27001の管理策では資産目録・資産の所有者・利用の許容範囲・返却が要求される。
最終更新:2026-10-06
情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →背景
守る対象が分かっていないと、脅威の洗い出しも対策の優先順位も付けられない。ところが実務では、部門が独自に導入したクラウドサービス、退職者のアカウント、設置業者任せの監視カメラのように「誰も把握していない資産」が生まれ、そこが侵入口になる。情報資産管理はこの死角を潰す出発点で、支援士の科目Bでは資産の棚卸し漏れが脆弱性の放置につながる筋書きで出る。
具体例
情報システム部が全社の顧客データベース、社給ノートPC、Microsoft 365やSalesforceなど利用中のクラウドサービスを棚卸しし、資産ごとに機密区分(極秘・社外秘・公開)と所有者を付けた台帳を作る。IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」も、資産の洗い出しを対策の最初の手順に置いている。
試験での引っ掛け
情報資産は電子データだけでなく、紙の書類・ノートPC・USBメモリ・複合機のような物理的なものも含む。台帳は作って終わりではなく、資産の追加・廃棄に合わせて更新しないと意味を失う。資産の所有者(管理責任者)とリスク所有者は概念が別で、同じ人とは限らない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。