ストレージの遠隔コピー(同期・非同期)とは?すとれーじのえんかくこぴー(どうき・ひどうき)
ストレージの遠隔コピー(同期・非同期)とは、災害対策として、本番機のディスクへの書込みを離れた場所のディスクへ写し取り続ける仕組み。写し終えた確認を待ってから業務へ応答を返すのが同期方式で、被災してもデータの欠けが出ない。確認を待たずに先へ進めるのが非同期方式で、業務の応答は速いが直前の更新は届いていないことがある。
最終更新:2026-10-06
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建物ごと失う災害では、同一サイトに置いたバックアップも一緒に失われる。距離を離してデータを持つ必要があるが、光の伝わる速さは変えられず、距離はそのまま往復遅延になる。「離すほど安全だが遅い」という物理の制約を、副サイトの完了を待つか待たないかで調停するのがこの方式の違いであり、支援士ではRPOの設定根拠として扱う。
具体例
同一都市内20km程度なら往復遅延が小さく同期が成立し、RPOをゼロにできる。500km離した対策サイトでは往復数msが全書込みに上乗せされるため非同期を選び、RPOを数秒〜数分と割り切る。日立ヴァンタラのTrueCopy(同期)とUniversal Replicator(非同期)のように、製品側も両方式を別機能として持つ。
試験での引っ掛け
遠隔コピーはバックアップの代わりにならない。ランサムウェアによる暗号化も誤削除もそのまま副サイトへ複写されるので、世代を戻せるバックアップは別に要る。また同期方式は「安全だから常に採用」ではなく、副サイトや回線の障害が本番の書込み性能へ直結し、可用性をかえって下げることがある。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成30年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問22(IPA)解説で登場
UML 2.0において,オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述するものはどれか。
正解:シーケンス図
要点:シーケンス図は時間軸に沿ってメッセージの順序を描く
シーケンス図は、オブジェクトを横に並べて生存線を縦に伸ばし、上から下への時間軸に沿ってメッセージのやり取りを描く相互作用図である。呼出しの順序や同期・非同期の別、活性区間が視覚的に分かるため、処理の流れを時系列で追う用途に適している。同じ相互作用を構造(リンク関係)中心に描いたものがコミュニケーション図である。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問18(IPA)
JavaScriptなどのスクリプト言語を使って,Webブラウザに組み込まれているサーバとの非同期通信機能を利用する技術であり,地図の高速なスクロールや,キーボ…
正解:Ajax
要点:Ajaxは非同期通信で画面の一部だけを更新する技術
Ajaxは、ブラウザが備える非同期通信の機能を使い、ページ全体を再読み込みせずに必要なデータだけをサーバから取得して画面の一部を書き換える技術である。これにより、地図の滑らかなスクロールや入力に応じた検索候補の即時表示のような、応答性の高い操作が実現できる。実装ではXMLHttpRequestやFetch APIを用い、取得したデータをスクリプトでDOMに反映する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。