結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)とは?
結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)とは、単体テスト済みの複数モジュールを組み合わせ、モジュール間のインタフェースやデータ受け渡しを検証するテスト。上位から順に結合するトップダウンテストと、下位から順に結合するボトムアップテストがある。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2025年度)。
けつごうてすと
結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)の意味
単体テスト済みの複数モジュールを組み合わせ、モジュール間のインタフェースやデータ受け渡しを検証するテスト。上位から順に結合するトップダウンテストと、下位から順に結合するボトムアップテストがある。
結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)の具体例
階層構造を持つソフトウェアで、最上位モジュールから順にスタブを本物のモジュールへ置き換えながらテストするのがトップダウンテスト。
結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)は試験でどう引っ掛けられる?
トップダウンは未完成の下位モジュールの代わりに「スタブ」、ボトムアップは上位の代わりに「ドライバ」を用意する。この対応を逆にした選択肢が定番なので、上から始めるならスタブ、と一組で紐づけて覚えること。
結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)と関連する用語
結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)が出た過去問
システム開発で行うテストについて,テスト要求事項を定義するアクティビティと対応するテストの組合せのうち,適切なものはどれか。
正解:システム方式設計:システム結合テスト / ソフトウェア方式設計:ソフトウェア結合テスト / ソフトウェア詳細設計:ソフトウェアユニットテスト
要点:V字モデルでは設計と同じ粒度のテストが対応する
共通フレームでは、各設計アクティビティでその粒度に対応するテストの要求事項を定義します。システム方式設計にはシステム結合テスト、ソフトウェア方式設計にはソフトウェア結合テスト、ソフトウェア詳細設計にはソフトウェアユニットテストが対応し、V字モデルの左右が対称に対応します。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)図のような階層構造で設計及び実装した組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成ならスタブで補うトップダウン結合
上位のアプリケーション層とミドルウェア層が完成し、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、未完成の下位モジュールをスタブで代替して上から順に結合していきます。これがトップダウンテストです。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)図のような階層構造で設計された組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション層及び…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成なら上位から結合しスタブで代替する
上位のアプリケーション層とミドルウェア層の単体テストが済み、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、上位から順に結合していくトップダウンテストが適する。未完成の下位モジュールは、決められた値を返すスタブで代替すればよい。逆に下位から積み上げるボトムアップテストでは、まさに未完成の層が起点となるため実施できない。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。