ミドルウェアとは?
ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの中間に位置し、多くの業務で共通して必要になる機能を提供するソフトウェア。DBMS、Webアプリケーションサーバ、メッセージキュー、トランザクションモニタなどが該当し、アプリ側の開発量を大きく減らす。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では6回出題されています(2017年度〜2025年度)。
みどるうぇあ
ミドルウェアの意味
OSとアプリケーションの中間に位置し、多くの業務で共通して必要になる機能を提供するソフトウェア。DBMS、Webアプリケーションサーバ、メッセージキュー、トランザクションモニタなどが該当し、アプリ側の開発量を大きく減らす。
ミドルウェアの具体例
3層構成のシステムでは、アプリケーションサーバというミドルウェアがセション管理・コネクションプール・トランザクション境界の制御を引き受ける。業務ロジックの開発者は、通信やスレッド管理の詳細を書かずに済む。
ミドルウェアは試験でどう引っ掛けられる?
分類問題では、OS本体の機能(プロセス管理、メモリ管理)とミドルウェアの機能(DBMS、APサーバ)の切り分けが問われる。またミドルウェアは基本ソフトウェアではなく、応用ソフトウェアとも区別される中間層である点に注意。
ミドルウェアと関連する用語
ミドルウェアが出た過去問
NISTの定義によるクラウドコンピューティングのサービスモデルにおいて,パブリッククラウドサービスの利用企業のシステム管理者が,仮想サーバのゲストOSに対するセ…
正解:IaaS:実施可/PaaS:実施不可/SaaS:実施不可
要点:ゲストOSのパッチ管理はIaaSだけ利用者の責任
IaaSでは利用企業が仮想サーバのOSより上を管理するため、ゲストOSへのパッチ適用は利用者の責任範囲です。PaaSはミドルウェアより下を事業者が管理し、SaaSはアプリケーションまで事業者が管理するため、いずれも利用者はゲストOSに手を入れられません。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問8(IPA)図のような階層構造で設計及び実装した組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成ならスタブで補うトップダウン結合
上位のアプリケーション層とミドルウェア層が完成し、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、未完成の下位モジュールをスタブで代替して上から順に結合していきます。これがトップダウンテストです。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)JIS X 9401:2016(情報技術-クラウドコンピューティング-概要及び用語)の定義によるクラウドサービス区分の一つであり、クラウドサービスカスタマが表中…
正解:PaaS
要点:アプリだけ利用者が持つ責任分担はPaaS
アプリケーションの実装とそのデータの扱いだけを利用者が担い、DBMS・OS・ハードウェアはすべて提供者が管理するという分担は、実行環境(プラットフォーム)を提供するPaaSの責任分界に一致する。IaaSであれば利用者がOSやミドルウェアの管理まで負い、SaaSであれば利用者はアプリケーション自体の実装に関与しない。責任共有モデルの層の切れ目を押さえておきたい。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問11(IPA)被監査企業がSaaSをサービス利用契約して業務を実施している場合,被監査企業のシステム監査人がSaaSの利用者環境からSaaSへのアクセスコントロールを評価でき…
正解:アプリケーションの利用者ID
要点:SaaSで監査できるのは自組織が管理するアプリ利用者ID
SaaSでは、OS、ミドルウェア、ストレージなどの基盤はすべて提供者が管理し、利用者に管理権限は与えられない。利用者環境から評価できるのは、自組織が付与・変更・削除を行えるアプリケーションの利用者IDと、その権限設定や棚卸しの運用である。責任分界を踏まえ、監査の対象範囲を見極めることが要点となる。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問25(IPA)JIS X 9401:2016 (情報技術-クラウドコンピューティング-概要及び用語) の定義によるクラウドサービス区分の一つであり、クラウドサービスカスタマが…
正解:PaaS
要点:アプリ層だけ利用者が担い基盤は事業者が担うのがPaaS
利用者がアプリケーションの開発とその中でのアクセス制御・暗号化に責任をもち、DBMSやOS、ハードウェアの管理は事業者が担う分担は、アプリケーションの実行基盤だけを提供する形態、すなわちPaaSに当たる。IaaSではOSやミドルウェアの管理は利用者側の責務となり、SaaSではアプリケーション自体を事業者が提供するため、いずれも表の分担と合わない。責任共有モデルは、どの層までを事業者が管理するかで区分される。
出典:令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。