UML(統一モデリング言語)とは?
UML(統一モデリング言語)とは、構造と振る舞いを図で表す標準化された記法群。クラス図・シーケンス図・状態機械図・アクティビティ図などがあり、要求分析では「業務の流れ」「登場する物と関係」「状態の遷移」を関係者間で誤解なく共有するために使う。記法が標準なので引き継ぎや外部委託で解釈が割れにくい。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2019年度)。
とういつもでりんぐげんご
UML(統一モデリング言語)の意味
構造と振る舞いを図で表す標準化された記法群。クラス図・シーケンス図・状態機械図・アクティビティ図などがあり、要求分析では「業務の流れ」「登場する物と関係」「状態の遷移」を関係者間で誤解なく共有するために使う。記法が標準なので引き継ぎや外部委託で解釈が割れにくい。
UML(統一モデリング言語)の具体例
承認フローの要求確認にはアクティビティ図(分岐と並行)、外部システム連携の責務確認にはシーケンス図(誰がいつ何を呼ぶか)、契約の有効/停止/解約といった業務ルールの確認には状態機械図、と目的で図を選び分ける。全図を網羅的に描く必要はない。
UML(統一モデリング言語)は試験でどう引っ掛けられる?
クラス図は「データ構造の図」ではなく責務と関連の図で、多重度や関連の向きが業務ルールそのものを表す。またシーケンス図は時間順の相互作用、アクティビティ図は制御フローと並行性を表すもので、用途が違う。
UML(統一モデリング言語)と関連する用語
UML(統一モデリング言語)が出た過去問
UML 2.0において,オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述するものはどれか。
正解:シーケンス図
要点:シーケンス図は時間軸に沿ってメッセージの順序を描く
シーケンス図は、オブジェクトを横に並べて生存線を縦に伸ばし、上から下への時間軸に沿ってメッセージのやり取りを描く相互作用図である。呼出しの順序や同期・非同期の別、活性区間が視覚的に分かるため、処理の流れを時系列で追う用途に適している。同じ相互作用を構造(リンク関係)中心に描いたものがコミュニケーション図である。
出典:平成30年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)次の仕様で動作する装置がある。未完成の状態遷移図を完成させるために、追加すべき遷移はどれか。 〔仕様〕 ・レディでStartボタンが押された場合、運転開始して低…
正解:高速運転 → Stop/運転停止 → レディ
要点:Stopはレディ以外のどの状態からもレディへ遷移させる
仕様には「レディ以外の状態でStopボタンが押された場合、運転停止してレディに遷移する」とある。図には低速運転と一時停止からレディへの遷移は描かれているが、高速運転からレディへの遷移が欠けている。したがって、高速運転でStopが押されたときに運転停止してレディへ遷移する内容を追加すればよい。
出典:令和1年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。