RSAと楕円曲線暗号(ECC)とは?あーるえすえーとだえんきょくせんあんごう
RSAと楕円曲線暗号(ECC)とは、代表的な公開鍵暗号方式。RSAは大きな合成数の素因数分解が難しいこと、楕円曲線暗号は楕円曲線上の離散対数問題が難しいことを安全性の根拠に置く。同じ強度をより短い鍵で実現できるのが楕円曲線暗号で、計算量と通信量の両面で有利になる。
最終更新:2026-10-06
システムアーキテクトを最短で暗記・合格する →背景
公開鍵暗号は共通鍵暗号に比べて処理が重く鍵も長いため、そのままでは計算資源や電力に制約のある機器へ載らない。安全性の根拠に置く数学的問題を替えれば、同じ強度をより短い鍵で得られる——この発想から選ばれたのが楕円曲線で、方式の選定は性能要件と既存資産との互換性の折衷になる。
具体例
RSA 3072ビットと同等の強度が、楕円曲線暗号では256ビット程度で得られる。ICカードやセンサ機器、TLSの鍵交換でECCが選ばれるのはこのためで、互換性が要る経路にはRSAを残し、新規はECCへ寄せる移行計画を立てる。
試験での引っ掛け
鍵長の数値を方式をまたいで直接比べてはいけない。共通鍵128ビットと公開鍵3072ビットが同等強度、というように方式ごとの換算が要る。鍵長を延ばせば安全という発想も、危殆化に備えて暗号方式を切り替えられる設計にする観点を欠いている。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。