LDAPとディレクトリサービスとは?えるだっぷとでぃれくとりさーびす
LDAPとディレクトリサービスとは、利用者・端末・組織などを木構造で一元管理する仕組みと、その参照・更新に使う標準プロトコル。読取りに最適化された設計で、頻繁な更新やトランザクション処理は不得手である。認証情報をここへ集約するほど入退社の運用は軽くなるが、停止が全システムの認証停止へ直結する。
最終更新:2026-10-06
システムアーキテクトを最短で暗記・合格する →背景
システムごとにアカウントを持っていた時代は、入社一人につき十数システムへ登録が要り、退職時の削除漏れが常態化していた。属性を一箇所に集めて各システムから参照させるという発想は、元をたどればX.500の重い実装を軽量化したところから来ている。方式設計では、権限を組織の所属で表すか役割で表すかを決める段階でこの構造が効いてくる。
具体例
社内システムはMicrosoft Active Directoryへ問い合わせて認証し、SaaSはMicrosoft Entra IDのようなIdPを前に置いてSAMLやOpenID Connectで連携する二段構えが定番である。所属を組織変更で付け替えれば権限グループの所属も連動し、各システムの権限が一斉に切り替わる。
試験での引っ掛け
LDAPは平文で流れるためLDAPSやSTARTTLSでの保護が要る。リレーショナルデータベースの代替ではなく、更新が多い業務データを載せる設計にすると破綻する。またアプリがLDAPへ直接パスワードを渡す方式とSSOによる委譲は層が違い、前者はパスワードが各アプリを通る点で強度が下がる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。