サブミッションポート(587番)とは?さぶみっしょんぽーと
サブミッションポート(587番)とは、利用者のメールクライアントがメールを送信サーバへ投稿するために、サーバ間転送とは別に分けられたポート番号。25番と経路を分けることで、投稿側だけをSMTP-AUTHによる認証必須にできる。RFC 6409(旧RFC 2476)のMessage Submissionが定める仕組みで、認証しているのは経路ではなく差出人である点が要点になる。
最終更新:2026-10-06
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元々は投稿も転送も同じ25番で受けており、認証の仕組みがないまま誰でも送信できた。第三者中継の踏み台化や、感染した端末が外部の25番へ直接大量送信する問題がこれで起きる。投稿を587番へ移せば、通信事業者は外部25番宛てを一律に遮断(OP25B)しても正規利用者の送信を止めずに済む。システムアーキテクトではメール基盤の方式設計で定番の構成になる。
具体例
Amazon SES、SendGrid、Google Workspaceといったメール送信サービスは、いずれも587番と認証情報を使う設定を案内し、25番は受信とサーバ間転送に残している。企業内でも同じ形で、社内クライアントからの投稿は587番に集約する。
試験での引っ掛け
587番であること自体は暗号化を意味しない。守っているのは認証(SMTP-AUTH)で、経路の暗号化はSTARTTLSが担う。最初からTLSで始める465番(SMTPS)とも別で、こちらはRFC 8314で改めて推奨されている。OP25Bは受信側ではなく送信側の事業者が行う措置である点も混同しやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。