SMTP-AUTH(SMTP認証)とは?
SMTP-AUTH(SMTP認証)とは、メール送信時に利用者IDとパスワードなどで送信者を認証し、認証できた場合だけ中継を許す仕組み。SMTPは本来認証機構を持たず誰でも中継できたため、迷惑メールの踏み台化を防ぐ目的で追加された。認証基盤をどこに置くかが方式設計の論点になる。
システムアーキテクト試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2025年度)。
えすえむてぃーぴーおーす
SMTP-AUTH(SMTP認証)の意味
メール送信時に利用者IDとパスワードなどで送信者を認証し、認証できた場合だけ中継を許す仕組み。SMTPは本来認証機構を持たず誰でも中継できたため、迷惑メールの踏み台化を防ぐ目的で追加された。認証基盤をどこに置くかが方式設計の論点になる。
SMTP-AUTH(SMTP認証)の具体例
社内メールサーバをクラウドへ移行する際、社外からの送信は587番ポート+SMTP-AUTH(TLS上のPLAIN)に限定し、25番はサーバ間中継専用に閉じる。認証情報を既存のLDAPと共通化するか、メール専用に別管理とするかを可用性と運用負荷で比較して決める。
SMTP-AUTH(SMTP認証)は試験でどう引っ掛けられる?
認証するのは「送信操作をしている人が正規の利用者か」であって「Fromに書かれたアドレスが本物か」ではない。差出人詐称は防げないため、なりすまし対策にはSPFやDKIMが別に要る。
SMTP-AUTH(SMTP認証)と関連する用語
SMTP-AUTH(SMTP認証)が出た過去問
スパムメール対策として、サブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的はどれか。
正解:SMTP-AUTHを使用して、メール送信者を認証する。
要点:サブミッションポート587はSMTP-AUTHで送信者を認証する
サブミッションポート587番は、メールクライアントからメールサーバへの送信専用に分離されたポートで、SMTP-AUTHによる利用者認証を必須にできる。これによりISPは25番ポートの外向き通信を遮断するOP25Bと組み合わせ、認証された正規利用者の送信だけを通してスパムの踏み台化を防ぐ。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問25(IPA)スパムメール対策として、サブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的はどれか。
正解:SMTP-AUTHを使用して、メール送信者を認証する。
要点:サブミッションポート587はSMTP-AUTHで送信者を認証する
サブミッションポート587番は、利用者のメールクライアントからメールサーバへの送信専用に分けられたポートで、SMTP-AUTHによる送信者認証を必須にできる。ISPは25番ポートの外向き通信を遮断するOP25Bと組み合わせ、認証を経た正規利用者の送信だけを許すことで迷惑メールの踏み台化を防ぐ。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問20(IPA)スパムメール対策として,サブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的はどれか。
正解:SMTP-AUTHを使用して,メール送信者を認証する。
要点:サブミッションポートはSMTP-AUTHで送信者を認証するための口
サブミッションポートは、利用者のメールソフトからプロバイダのメールサーバへメールを投稿する専用の口である。ここではSMTP-AUTHによる送信者認証を必須にできるため、認証を通らない送信を拒否でき、正規利用者になりすました迷惑メールの送信や、他所からの無認証の送信を抑えられる。
出典:令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。