IaaS・PaaS・SaaS(クラウドサービスモデル)とは?くらうどさーびすもでる
IaaS・PaaS・SaaS(クラウドサービスモデル)とは、事業者と利用者の責任分界点をどこに置くかで分けたクラウドの提供形態。IaaSは仮想サーバまで、PaaSは実行環境とミドルウェアまで、SaaSは業務機能まで事業者が持つ。上へ行くほど運用が減り、代わりに構成の自由と可搬性を手放す。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
自社データセンタでは調達も保守も容量計画もすべて抱える一方、どこまでも作り込めた。クラウドはこの負担を事業者へ寄せる代わりに、寄せた範囲の中身には触れなくなる。全部か無かでは移せないため、階層を切って「どこまで預けるか」を選べるようにしたのがこの3区分。方式設計では、区分ごとの分界点を根拠に、移行対象と自社に残る責任の範囲を説明することになる。
具体例
レガシー刷新では、OSやミドルの構成をそのまま持ち込みたい既存基幹をAmazon EC2へリフトし、負荷変動の大きい会員向け機能はAWS Lambdaへ寄せ、経費精算のように差別化しない領域はfreeeへ置き換える、といった配分を先に決める。
試験での引っ掛け
責任共有モデルの線を引き違えやすい。SaaSでも利用者アカウントと権限の設定、投入したデータの正しさは利用者の責任で、事業者が全部守ってくれるわけではない。上位ほど楽になる代わりに事業者の仕様変更を拒否できず、乗り換えの費用も跳ね上がる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
クラウドサービスに関係するデータのうち、クラウドサービス派生データに関する記述はどれか。
正解:利用者がクラウドサービスを利用した時間や作業内容などが記録されたログデータ
要点:利用に伴い副次的に生じるログ等がクラウドサービス派生データ
クラウドサービス派生データは、利用者がサービスを利用したことに伴って副次的に生成され、クラウド事業者側が保持するデータである。利用時間や操作内容を記録したログがその代表で、利用者自身が投入・生成したデータとも、事業者が運用のために持つ設備管理データとも区別される。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。