ポーリング/セレクティングとは?ぽーりんぐせれくてぃんぐ
ポーリング/セレクティングとは、主局が従局へ順番に「送るデータはあるか」と尋ねるのがポーリング、「これから送るが受け取れるか」と確かめるのがセレクティングである。送信の主導権を主局が握る集中制御方式のため衝突が起きず、1周に要する時間から遅延の最大値を見積もれる。
最終更新:2026-10-06
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1本の回線を複数の装置で共有する以上、誰がいつ送るかを決める必要がある。空いていれば送る分散型の方式は効率がよい反面、衝突と再送で遅延がばらつき、最悪値を保証できない。制御や監視のように「最悪でも何ミリ秒で一巡する」ことが要件になる場面では、効率を捨てて予測可能性を取る集中制御が選ばれる。
具体例
工場やビルの監視制御で、親装置が多数の子装置を一定周期で巡回して計測値を吸い上げる用途に使われる。周期は子局数と1回の応答時間で決まるため、重要な装置だけ巡回頻度を上げる、無応答の装置は次の周回へ送る、といった調整で周期を保つ。SNMPによる定期取得も同じ考え方である。
試験での引っ掛け
主局が単一障害点になること、送るデータのない従局への問い合わせが帯域を無駄に使うことが弱みである。トークンパッシングも衝突しない方式だが、そちらは各局がトークンを回す分散制御であり、主導権の所在が違う。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)解説で登場
チャットアプリケーションのようなWebブラウザとWebサーバ間でのリアルタイム性の高い双方向通信に利用されているWebSocketプロトコルの特徴はどれか。
正解:Webブラウザは最初にHTTPを使ってWebサーバにハンドシェイクの要求を送る。
要点:WebSocketはHTTPで握手した後に双方向通信へ移行する
WebSocketでは、まずクライアントがHTTPリクエストにUpgradeヘッダを付けてハンドシェイクを要求し、サーバが応じるとプロトコルがWebSocketへ切り替わる。以後は同じTCPコネクション上で、サーバからの送信も含めた双方向通信を低いオーバヘッドで継続できる。ポーリングを繰り返す必要がないため、チャットのようなリアルタイム用途に適する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。