レプリケーションとは?れぷりけーしょん
レプリケーションとは、データベースやストレージの分野の語で、同じデータを2つ以上のサーバに持たせ、片方への更新をもう片方へ流し込み続けることで内容を揃えたまま運用する構成。狙いは2つあり、読取りを複製先に肩代わりさせて処理能力を稼ぐことと、本番機が落ちたときに複製先を昇格させて業務を止めないことである。データベースが専門外の受験者は「複製の作り方」を問われると思いがちだが、実際に問われるのは同期を待つか待たないかという方式の選択と、その代償である。
最終更新:2026-10-07
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1台のサーバに更新も参照も集めると、参照が増えるだけで更新まで遅くなり、その1台が壊れれば業務が止まる。データを複製して置けば、性能(参照の分散)と可用性(切替え先の確保)を同時に上げられる。ただし複製した瞬間から「どちらが正しいか」という問題が生まれるため、同期の取り方をどこまで厳しくするかが設計の争点になる——性能と一貫性のどちらを取るかというこの緊張が、方式選択の判断基準そのものである。
具体例
更新は主系だけが受け付け、検索や集計は複数の複製先が分担する構成にすると、参照が大半を占める業務では主系の負荷が大きく下がる。MySQLやPostgreSQLは標準でこの構成に対応し、主系の故障時は複製先の1台を昇格させて接続先を切り替える。
試験での引っ掛け
同期方式は複製先の書込み完了を待つのでデータは一致するが応答が遅くなり、非同期方式は速い代わりに切替時に直近の更新が失われうる。この対比が問われる。また「複製があるからバックアップは不要」は誤りで、誤った更新や削除はそのまま複製先にも伝わるため、過去の時点へ戻す手段としてのバックアップは別に必要である。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. データベース応用 > (2) 分散データベースに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。