プログラム設計とは?ぷろぐらむせっけい
プログラム設計とは、内部設計で決めたモジュール分割を受けて、モジュール1本ごとの処理手順・データ構造・入出力チェックの内容までを決める、コーディング直前の最も細かい設計工程。異常データをどう扱うかをここで決めるため、信頼性設計の方針が具体的な処理に落ちる場でもある。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
「何を作るか」と「どう分けるか」まで決まってもコードは書けない。分岐の作り方や異常時の振る舞いを各実装者の判断に任せると品質がばらつき、単体テストの合否基準も定まらない。手順の粒度まで先に文書化しておけば、実装を分担しても出来上がりが揃い、単体テストの仕様をそのまま起こせる。
具体例
「不特定多数が使うプログラムには自分専用のものより多くのデータチェックを組み込み、前提条件を満たさない入力にはエラーメッセージを出して再入力させる」というフールプルーフの方針は、この工程で個々のモジュールの処理手順へ落とし込まれる。
試験での引っ掛け
午前I(科目A-1)は上のような設計方針を表す用語として、フールプルーフ・フェールセーフ・フェールソフト・フォールトトレランスを並べる。利用者の誤操作や不正な入力を想定して受け付けないのがフールプルーフ、故障時に安全側へ倒すのがフェールセーフ、機能を落としてでも運転を続けるのがフェールソフトで、この4つの取り違えが失点源になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問16(IPA)
安全性と信頼性について、次の方針でプログラム設計を行う場合、その方針を表す用語はどれか。 〔方針〕 不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプ…
正解:フールプルーフ
要点:誤操作を前提に危険を防ぐ設計がフールプルーフ
フールプルーフは、利用者が誤った操作や不正な入力をしても、システムが危険な状態にならないようにあらかじめ備えておく設計思想である。入力データの妥当性チェックを厚くし、前提条件を満たさないデータにはエラーメッセージを返して再入力を促す設計は、まさに利用者の誤りを想定した作りであり、フールプルーフに当たる。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 3. 実装・構築 > (2) ソフトウェアユニットの作成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。