システムテスト・運用テストとは?しすてむてすと・うんようてすと
システムテストは、結合済みのシステム全体を対象に開発側が機能・性能・障害回復などの要件充足を確認する工程。運用テスト(受入テスト)は発注者・利用者が主体となり、実際の業務手順と本番相当のデータで使えるかを判定する最終工程で、両者を分ける軸は対象範囲ではなく誰が合否を決めるかである。
最終更新:2026-10-07
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開発側だけで完結させると、「仕様どおりだが業務では回らない」システムがそのまま検収を通ってしまう。V字モデルが運用テストを要件定義に、システムテストを外部設計・システム要件に対応づけているのは、上流で条件を決めた側が下流でそれを確かめる形にして、判定の責任を一致させるためである。
具体例
令和7年度春期の午前I(科目A-1)は「情報システム・モデル取引・契約書」に照らして各フェーズの契約形態を問うており、成果物を確定できない要件定義と、発注者が主体となる運用テストが準委任型に該当する。
試験での引っ掛け
性能・負荷の確認は非機能要件の検証なのでシステムテスト側であり、運用テストへ寄せると誤る。また運用テストを「本番環境で実施するテスト」と読み替えるのも引っ掛けで、区別の軸は環境ではなく、主体(開発側か発注者側か)と判定基準(要件充足か業務適合か)である。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問20(IPA)解説で登場
過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに進めて228日で完了し、プログラム開発を開…
正解:150
要点:期間比から全体日数を逆算し残工程を積み上げる
要件定義から内部設計までの期間比の合計は0.25+0.21+0.11=0.57で、これが228日に相当するため全体は228÷0.57=400日となる。プログラム開発は0.11×400=44日で半分完了しているので残り22日、以降のシステム結合44日とシステムテスト84日を加えて22+44+84=150日である。
出典:令和5年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問19(IPA)解説で登場
過去のプロジェクトの開発実績に基づいて構築した作業配分モデルがある。システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに進めて228日で完了し、プログラム開…
正解:150
要点:作業配分モデルでは期間を問われたら期間比だけで比例計算する
期間比で見ると、完了済みの要件定義・外部設計・内部設計の合計は0.25+0.21+0.11=0.57で、これが228日に相当するため期間比1.0は400日である。残りはプログラム開発の半分0.055、システム結合0.11、システムテスト0.21の計0.375。400×0.375=150日となる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。