検収基準(受入基準)とは?けんしゅうきじゅん
検収基準(受入基準)とは、発注者が成果物を「契約どおり完成した」と認めるための合格条件を、着手前に双方で合意して文書化したもの。受入テストの合否判定にそのまま使われ、検収の完了が代金支払と契約不適合責任の起算点になるため、どのテストに何件合格すれば合格かを客観的に測れる形で書くことが要件になる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
完成したかどうかを引渡しの時点で議論すると、発注者は不足を挙げ続けられ、受注者は際限のない手直しを負う。線を先に引いておくことで、線の外側の要望は追加の変更要求として別に扱えるようになり、スコープの膨張と支払の遅延を切り分けられる。
具体例
「主要業務シナリオ80件が全件合格」「重大度Aの不具合は0件、Bは5件以内」「オンライン応答時間が3秒以内」のように、件数と数値で書く。IPAの「情報システム・モデル取引・契約書」でも、受入検査の基準と検査期間を契約条項として定める形が示されている。
試験での引っ掛け
検収基準は到達したい品質目標ではなく合否を分ける線であり、目標値をそのまま基準に書くと合格できない。また検収が済んでも契約不適合責任は消えず、後から判明した不適合は別に扱われる。完成義務のない準委任契約では検収ではなく履行状況の確認になる点も混同しやすい。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 5. 導入・受入れ支援 > (5) 受入れ支援に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。