販売管理システムとは?はんばいかんりしすてむ
販売管理システムとは、見積・注文を受ける(受注)・商品を送る(出荷)・代金の請求・入金という販売の流れと、売上・売掛金(まだ受け取っていない代金)・在庫のデータをまとめて扱う業務システム。どの取引先にいくら売り、いつ入金される予定かを1か所で管理でき、会計や在庫管理とつながる。会計・給与と並ぶ、市販の業務別ソフト(ソフトウェアパッケージ)の代表として出題される。
最終更新:2026-10-10
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注文は手書きのメモ、出荷は倉庫の台帳、請求はExcel、入金は通帳、と別々に管理していると、同じ取引を何度も手で書き写すことになる。その結果、請求のし忘れや二重の請求、帳簿と倉庫の在庫数が合わないといったミスが起きる。最初に1回入力した取引のデータを、出荷から入金まで使い回せるようにして、書き写しの手間とミスをなくすために作られた。
具体例
オービックやピー・シー・エーの販売管理ソフトでは、注文を1件入力すると、出荷の指示・納品書・請求書が同じデータから作られ、入金を請求と突き合わせて片付ける作業(消し込み)まで同じ画面で追える。店のレジの売上はPOSから受け取り、会社全体の会計や人事とつなぐときはERP(会社の業務全体をまとめて管理するシステム)へ渡す形が一般的。
試験での引っ掛け
POSシステム(販売時点情報管理)との役割の取り違えが出る。POSは店のレジで商品が売れた瞬間のデータを集める仕組み、販売管理は注文から入金までの取引全体を管理する仕組みである。また市販のソフトを入れるときは、自社の仕事の進め方をソフトに合わせるのが原則。やり方を変えずにソフトを作り替え続けると、費用も、新しい版に上げるときの手間もふくらむ。
関連用語
出た過去問
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問89(IPA)
S社の販売管理業務をDFDで表すとき、次の図のa、bに入る適切な字句の組合せはどれか。 〔中問A:販売管理業務に関する記述〕 S社の販売管理業務は、受注処理、出…
正解:a:受注管理ファイル b:出荷処理
要点:DFDは受注処理→受注管理ファイル→出荷処理の順で流れる
DFDでは、処理(プロセス)とデータストアが交互に現れる形で業務の流れを表す。この業務では、顧客からの注文依頼を受けた受注処理の結果が受注管理ファイルに登録され、それを読み取って在庫引当と納品書作成を行うのが出荷処理である。したがって、受注処理の次に置かれるデータストアが受注管理ファイル、それを参照する処理が出荷処理となる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)
〔中問C:作業計画に関する記述〕E社の情報システム部では、新しい販売管理システム(以下、新販売管理システムという)の導入を計画している。情報システム部の新入社員…
正解:(②,③)と(⑤,⑥,⑦)
要点:同じ先行作業をもち依存しない作業は並行できる
並行して実施できるのは、同じ先行作業をもち、互いに依存していない作業どうしである。②と③はどちらも①だけを先行作業とするので同時に進められる。⑤・⑥・⑦はいずれも④だけを先行作業とするので、この三つも同時に進められる。④は②と③の完了を待つ作業なので、⑤や⑥と同時には実施できない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問97(IPA)
【中問D:P社のケース】小売業のP社では、MとSの二つのブランド商品を販売しており、ブランドごとに販売管理システムが別々に稼働している。P社では、販売業務の効率…
正解:14.0
要点:全体の最短時間は最長経路(クリティカルパス)で決まる
アローダイアグラムでは、開始から終了までの各経路の所要時間を合計し、最も長い経路(クリティカルパス)が全体の最短所要時間になる。S1→S2→S3→M3→M4は2.0+3.0+2.0+2.0+5.0=14.0時間で、S4を通る経路の12.0時間、M1からダミーを経る11.0時間、M2からの9.5時間のいずれよりも長い。したがって最短でも14.0時間かかる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問100(IPA)
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。