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キャッシュメモリとは?きゃっしゅめもり

キャッシュメモリとは、CPUと主記憶(作業中のプログラムやデータを置いておくメモリ)の間にある速度差を埋めるために、CPUのすぐ近くへ置く小容量で非常に高速な記憶装置。一度読んだ命令やデータを保持しておき、次に同じ内容を使うときは主記憶まで取りに行かずに済ませる。目的の内容がキャッシュにあった割合をヒット率といい、これが高いほど平均のアクセス時間が短くなる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

ITパスポートの過去問では8回出題され、ほかに2問の解説で触れられています(2009年度〜2019年度)。

ITパスポートの頻出用語/テクノロジ系

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背景

CPUの処理速度の向上に主記憶の読み書き速度が追いつかず、CPUがデータの到着を待つ時間が性能を決めてしまう状態になった。主記憶をすべて高速な部品にすれば解決するが、価格が跳ね上がって現実的でない。プログラムは同じ場所を繰り返し使う傾向があるため、よく使う一部だけを速い場所に置けば効果が出る、という性質を利用している。

具体例

キャッシュのアクセス時間が10ナノ秒(ナノ秒は10億分の1秒)、主記憶が70ナノ秒、ヒット率が90%のとき、平均のアクセス時間は10×0.9+70×0.1=16ナノ秒となり、毎回主記憶へ取りに行く70ナノ秒より大幅に速くなる。インテルやアップルのCPUでは、この仕組みを、CPUに近い順にL1からL3まで何段も重ねた構成にしている。

試験での引っ掛け

記憶装置を速い順に並べる問題が頻出で、レジスタ(CPUの中にあるごく小さな記憶場所)→キャッシュメモリ→主記憶→補助記憶(SSDやハードディスク)の順に遅く、容量は逆に大きくなる。またキャッシュは容量を増やせば増やすほど速くなるものではなく、効くかどうかはヒット率で決まる。ブラウザが表示済みの画像をためておく「キャッシュ」は発想は同じだが、別の階層の話である。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では8回出題(2009年度〜2019年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 記憶装置を速い順に並べる問題が頻出で、レジスタ(CPUの中にあるごく小さな記憶場所)→キャッシュメモリ→主記憶→補助記憶(SSDやハードディスク)の順に遅く、容量は逆に大きくなる。