オンラインストレージとは?おんらいんすとれーじ
オンラインストレージとは、インターネット経由で事業者の設備にファイルを預け、複数の端末や相手と共有できるサービス。手元の装置を増設せずに容量を確保でき、URLを知らせるだけで大容量のファイルを渡せるため、メール添付の代わりにも使われる。共有範囲の設定を誤ると意図しない相手に見えるため、アクセス権の管理が要点になる。
最終更新:2026-10-10
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かつては、社外の相手に大きなファイルを渡す手段がメール添付か媒体の郵送しかなく、容量制限に阻まれたり、記録媒体を持ち出して紛失する事故が起きたりしていた。回線が太くなり、預けたデータをどの端末からも同じ内容で取り出せる環境が整ったことで、ファイルの置き場を手元から事業者側へ移す形が現実的になった。利便性と引き換えに、誰に見せるかの管理責任は利用者側に残る。
具体例
GoogleドライブやDropbox、Microsoft OneDriveでは、ファイルをアップロードして共有リンクを発行すれば、相手はブラウザからそのまま開ける。社内では、部署ごとにフォルダの閲覧・編集権限を割り当て、退職者のアカウントを止めれば一括してアクセスを断てる。
試験での引っ掛け
「リンクを知っている人全員が閲覧可」の設定は、社外へ転送されればそのまま見られる状態を意味し、パスワードを設けていない限り防げない。またオンラインストレージへ置くことはバックアップの代わりにならず、誤って上書き・削除すれば共有先も含めて失われる。手元にファイルが残っていない点にも注意する。
関連用語
出た過去問
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問55(IPA)
出典:平成29年度 春期 ITパスポート試験 問55(IPA)
USBメモリなどにファイルを保存する代わりに,インターネットを介して,自由に読み書きできるインターネット上のファイルの保存領域はどれか。
正解:オンラインストレージ
要点:オンラインストレージはネット上にファイルを保存する領域
オンラインストレージは、インターネット上の事業者のサーバにファイルを保存し、ネットワーク経由で読み書きや共有ができるサービスである。物理的な記憶媒体を持ち歩かずに複数の機器から同じファイルを扱える点が特徴である。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問74(IPA)
オンラインストレージの説明として、適切なものはどれか。
正解:インターネット経由でデータを保管するディスク領域を貸し出すサービス
要点:オンラインストレージはネット越しに保存領域を借りるサービス
インターネット越しに保存領域を貸し出し、利用者がそこへファイルを置いて保管・共有できるようにするサービスが問われている。端末が壊れてもデータが残る、複数の端末や利用者で同じファイルを共有できるといった利点がある一方、認証や共有設定を誤ると外部に流出する危険がある。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)
オンラインストレージに関する記述のうち、適切でないものはどれか。
正解:利用者のPCやタブレットに内蔵された補助記憶装置の容量を増やせば、オンラインストレージの容量も自動的に増える。
要点:オンラインストレージの容量は契約次第で端末の増設と無関係
オンラインストレージは事業者のサーバ上の領域を借りて使うサービスであり、容量は契約したプランによって決まる。手元の端末の内蔵ストレージを増設しても、ネットワークの向こう側にある保存領域とは無関係なので容量は変わらない。この点だけが誤りである。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 60. ネットワーク応用 > (2) インターネットサービスに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。