UMLとは?ゆーえむえる
略語の意味
UML=Unified Modeling Language
システムの構造や動きを、決まった種類の図で書き表すための共通の書き方
- Unified
- 統一された
- Modeling
- 模型(モデル)を作ること・図で表すこと
- Language
- 言語・書き方
UMLとは、システムの設計を図で表すための、世界共通の書き方の決まり。オブジェクト指向(データとその扱い方をひとまとまりの部品として考える作り方)の分析・設計で使う。システムの組み立てを表す図と、動き方を表す図があり、利用者とシステムの機能の関係を描くユースケース図や、処理の流れを描くアクティビティ図などがある。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
システムの設計を人に伝えるとき、文章だけでは長くなって食い違いが出やすい。かといって図の書き方が書き手ごとに違えば、読む側はそのつど意味を確かめなければならない。開発会社と利用部門のように立場の違う人が同じ図を同じ意味で読めるよう、図の書き方の約束を共通にしたのがUMLである。
具体例
ユースケース図は、システムを使う人や外部のシステム(アクタ)と、システムの機能の関係を描き、システムがどこまでを受け持つかをはっきりさせる。アクティビティ図は、途中で道が分かれる処理や、同時に進む処理を含む流れを描く。
試験での引っ掛け
UMLは設計を図で表す書き方の決まりであって、ウォーターフォールやアジャイルのような開発の進め方の名前ではない。また、利用者とシステムの機能の関係を描くユースケース図と、処理の流れを描くアクティビティ図とで、図の名前と描く内容の組合せを取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問29(IPA)
業務の流れを、図式的に記述することができるものはどれか。
正解:UML
要点:業務の流れの図示にはUMLのアクティビティ図
UMLは、オブジェクト指向の分析・設計で用いる統一モデリング言語で、複数の図法をもつ。中でもアクティビティ図は処理の順序や分岐、並行動作を表現でき、業務の流れを図式的に記述できる。データの関連を表すE-R図や、発想整理の技法とは目的が異なる。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)
業務プロセスを,例示するUMLのアクティビティ図を使ってモデリングしたとき,表現できるものはどれか。
正解:業務で必要となる人の役割
要点:アクティビティ図のスイムレーンは処理の担当役割を表す
アクティビティ図では、処理の流れを分岐や合流を含めて表し、さらにスイムレーン(パーティション)で区切ることで、それぞれの処理を誰が担当するかを示せます。図が縦方向にXとYで分割されているのは担当者や組織の役割を表現するためで、コストや所要時間、品質指標といった数値属性はこの図の表現対象ではありません。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。