特性要因図とは?とくせいよういんず
特性要因図とは、結果(特性)に影響を与える要因を、魚の骨のような形に整理して体系的に洗い出す図。「人・機械・材料・方法」など大分類ごとに要因を枝分かれさせて記入する。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
品質の不良や仕事の失敗は、原因が1つとは限らない。思いついた順に話し合うと、考えた領域に偏って見落としが出る。そこで、人・機械・材料・方法といった切り口を先に決め、結果に近い所から枝に分けて書き出す形にした。抜けている領域が見えるので、原因の探し漏れを減らせる。
具体例
「製品の寸法不良」という結果に対し、作業者の技能不足(人)、金型の摩耗(機械)、材料のロット差(材料)、作業手順の曖昧さ(方法)といった要因を枝として書き出し、原因を体系的に検討する。
試験での引っ掛け
別名フィッシュボーンチャート。要因を漏れなく洗い出して整理する図であり、どの要因の影響が大きいかまでは示さない。重要度の順位づけや絞り込みはパレート図の役割なので、目的で区別する。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問4(IPA)
ソフトウェアの設計品質には設計者のスキルや設計方法、設計ツールなどが関係する。品質に影響を与える事項の関係を整理する場合に用いる、魚の骨の形に似た図形の名称とし…
正解:特性要因図
要点:魚の骨の形で原因を整理する図は特性要因図
結果(特性)に対して原因(要因)を大骨・小骨のように枝分かれさせて整理する図は特性要因図で、その形から魚の骨図(フィッシュボーンチャート)とも呼ばれる。QC七つ道具の一つで、品質に影響する要因を人・方法・道具などの観点から体系的に洗い出すのに使う。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問44(IPA)解説で登場
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問48(IPA)解説で登場
システム開発プロジェクトの品質マネジメントにおいて,品質上の問題と原因との関連付けを行って根本原因を追究する方法の説明として,適切なものはどれか。
正解:候補となる原因を魚の骨の形で整理し,根本原因を検討する。
要点:特性要因図は原因を魚の骨状に整理し根本原因を探る
結果として現れた問題を背骨に置き、その原因の候補を大骨・小骨として枝分かれさせて整理する図を特性要因図(魚の骨図)といいます。問題と原因の関係を体系的に見渡せるため、根本原因の検討に適しています。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 2. 業務分析・データ利活用 > (2) 業務分析と業務計画に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。