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要件定義とは?ようけんていぎ

要件定義とは、システムに何をさせたいのかを、業務要件・機能要件・非機能要件として発注者(利用部門)側が決め、文書にまとめる工程。開発の最上流に置かれ、ここで決めた内容がその後の設計・プログラミング・テストすべての土台になる。性能・可用性・セキュリティのように「どんな機能か」ではなく「どの程度の品質か」を定めるものは非機能要件に分類される。

最終更新:2026-10-10

試験情報

ITパスポートの過去問では63回出題され、ほかに27問の解説で触れられています(2009年度〜2026年度)。

ITパスポートの頻出用語/マネジメント系

別名:要件定義(機能要件・非機能要件)

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背景

システム開発を業者に任せきりにしていた時代は、出来上がってから「これでは今の業務が回らない」と分かる例が絶えなかった。作る側は現場の業務の実態を知らず、使う側は何をどこまで伝えれば足りるのかを知らないまま、口頭のやり取りだけで開発が進んだためである。そこで、作り始める前に「何を実現したいか」を発注者の言葉で確定させ、文書として合意する工程を独立して置くようになった。修正費用は工程が進むほど跳ね上がるので、利用部門の社員が要件定義に参加できるかが試験の出題意図にもなっている。

具体例

ニトリの店舗で使う在庫管理システムを入れ替えるなら、店舗と物流の担当者への聞き取りから「在庫が10個を下回ったら発注担当へ通知する」といった機能要件と、「レジの応答は1秒以内」「営業時間中は止めない」といった非機能要件を切り分け、要件定義書にまとめる。

試験での引っ掛け

決めるのは「何を求めるか」であって「どう実現するか」(設計)ではない。主語も発注者側で、ベンダーに丸投げして決めてもらう工程ではない点が問われる。機能要件と非機能要件の切り分けも頻出で、応答時間・稼働率・セキュリティは非機能要件。発注者が作る要件定義書と、ベンダーが出す提案書を取り違えないこと。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では63回出題(2009年度〜2026年度)
  • 分野:マネジメント系
  • 決めるのは「何を求めるか」であって「どう実現するか」(設計)ではない。