IPv4とは?
略語の意味
IPv4=Internet Protocol Version 4
インターネットで機器の住所にあたる番号(IP アドレス)などを決める通信の約束ごとの第4版
- Internet
- インターネット
- Protocol
- 通信の約束ごと
- Version
- 版
IPv4とは、インターネットで機器の住所にあたるIPアドレスを決める規格の第4版で、アドレスの長さは32ビット(ビットは0か1を表す情報の最小の単位。1バイト=8ビットなので4バイト)。表せるアドレスの数は2の32乗=約43億個にとどまる。0〜255の数を4つ、ドットで区切って「192.168.1.1」のように書く。インターネットの広がりでアドレスが足りなくなったため、長さを128ビットに延ばしたIPv6が定められ、現在は両方が併用されている。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
IPv4が作られた1980年代は、インターネットにつながるのは大学や研究所のコンピュータくらいで、約43億という数は十分すぎると考えられていた。ところがパソコン、スマートフォン、家電までがつながるようになり、アドレスが足りなくなった。日本でアドレスを配る組織(JPNIC)がまとめて配れる在庫も、2011年に事実上なくなった。
具体例
家庭のWi-Fiルーターの設定画面を開くと、「192.168.0.1」のようなIPv4アドレスが表示されることが多い。これは家庭や社内だけで使うプライベートIPアドレスで、インターネットへ出るときにはルーターがプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスに付け替えて通信する。アドレス不足を補うための工夫である。
試験での引っ掛け
アドレスの長さはIPv4が32ビット、IPv6が128ビットで、数字の入れ替えが定番の引っ掛け。またIPv6はIPv4の4倍のアドレスではなく、2の96乗倍という桁違いの数になる。「32ビット」を「32バイト」とする単位のすり替えにも注意する(32ビット=4バイト)。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問51(IPA)解説で登場
IPv6のIPアドレスの長さは何ビットか。
正解:128
要点:IPv4は32ビット、IPv6は128ビットのアドレス長
IPv4のアドレスは32ビットで約43億通りしか表せず、アドレス枯渇が問題になった。これを解決するために策定されたIPv6ではアドレス長が128ビットに拡張され、事実上枯渇の心配がない数のアドレスを扱える。表記も16進数をコロンで区切る形式になっている。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問63(IPA)
IPv6に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:アドレス空間が128ビットの大きさをもつので、IPv4に比べて多くのアドレスを割り当てることができる。
要点:IPv6は128ビットでアドレス枯渇に対応するプロトコル
IPv6はアドレス長を128ビットに拡張したプロトコルで、32ビットのIPv4に比べて桁違いに多くのアドレスを扱える。IPv4アドレスの枯渇に対応するために策定されたもので、移行期には同一のネットワーク上で両者を併用(デュアルスタック)できる。有線・無線や伝送媒体の種類とは無関係に利用できる。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問52(IPA)
IPv4をIPv6に置き換える効果として、適切なものはどれか。
正解:インターネットから直接アクセス可能なIPアドレスの不足が、解消される。
要点:IPv6は128ビット化でアドレス枯渇を解消する
IPv4のアドレスは32ビットで表現され、割り当て可能な数に限りがある。IPv6は128ビットに拡張されており、事実上枯渇しない規模のアドレスを扱えるため、インターネット上で一意に使えるアドレスの不足という問題が解消される。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問75(IPA)
PCに設定するIPv4のIPアドレスの表記の例として、適切なものはどれか。
正解:10.123.45.67
要点:IPv4は0〜255の数値4組をドットで区切る
IPv4のIPアドレスは32ビットを8ビットずつ4つに区切り、各組を0〜255の10進数で表して「.」でつなぐ表記が用いられる。この形式に合うのは4つの数値をドットで区切った表記である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。