ファシリティマネジメントとは?ふぁしりてぃまねじめんと
ファシリティマネジメントとは、建物・電源・空調・入退室設備といった施設や設備を経営資源とみなし、費用・利便性・安全性のつり合いを取りながら最適な状態へ改善し続ける活動。無停電電源装置(UPS)や自家発電装置、落雷対策の整備、消費電力を抑えるグリーンITの取り組みもここに含まれる。
最終更新:2026-10-10
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情報システムは箱の中だけで動いているのではなく、停電・落雷・地震・不審者の立ち入りといった建物側の事情でいくらでも止まる。機器やソフトの管理をどれだけ丁寧にやっても、電源や空調が落ちればすべて無駄になる。そこで施設・設備の側を独立した管理対象として、計画的に手を入れ続ける考え方が置かれた。
具体例
さくらインターネットの石狩データセンターは、北海道の外気を冷房に取り込んで空調の電力を抑えつつ、自家発電設備によって停電時も稼働を続けられるようにしている。費用と安全性の両方を設備の設計で解いた例である。
試験での引っ掛け
対象は建物・電源・空調・入退室設備などの施設側であって、システムそのものの運用管理(サービスマネジメント)とは別物。UPSや自家発電装置、耐震・防火対策の整備はこちらに入る。単なる清掃や備品購入の話に読み替えた選択肢も誤り。
関連用語
出た過去問
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問40(IPA)
情報システムのファシリティマネジメントの対象範囲はどれか。
正解:IT関連設備について、最適な使われ方をしているかを常に監視し改善すること
要点:ファシリティマネジメントは施設・設備を最適状態に保つ管理
ファシリティマネジメントは、建物や電源、空調、配線といった施設・設備を経営資源としてとらえ、最適な状態で使われているかを継続的に監視し、改善していく活動である。情報システムの分野では、サーバ室の環境整備や電源・耐震対策、入退室の管理などが対象となる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問49(IPA)
ITサービス提供のためのIT機器類を設置しているデータセンタにおいて、IT機器類の冷却や電源、建物への入退館といった物理的環境面での管理を責務とする活動として、…
正解:ファシリティマネジメント
要点:設備・入退館など物理的環境の管理はファシリティマネジメント
ファシリティマネジメントは、建物や設備といった施設を経営資源として捉え、最適な状態に維持・管理する活動である。データセンタにおける空調・電源設備の管理や、入退館の管理といった物理的環境面の統制はこれに含まれる。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 30. ファシリティマネジメントに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。