自家発電装置とは?じかはつでんそうち
自家発電装置とは、商用電源が長時間止まったときに、燃料を使って自前で発電し、設備への給電を続ける装置。起動から定格運転まで数十秒かかるため、その間はUPS(無停電電源装置:電池で短時間電気を送り続ける装置)が電力を担う。長時間停電への備えという役割分担が問われる。
最終更新:2026-10-10
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停電でサーバー(サービスを提供する側のコンピュータ)が止まると、その間は業務が止まる。電池で動く装置(UPS)は短い間しか電気を送れず、長く続く停電には足りない。そこで、燃料がある限り発電を続けられる装置を別に置くことにした。
具体例
落雷で地域一帯が停電した際、UPSが10分間サーバを支えている間にディーゼル発電機が起動し、以後は燃料タンクの容量が続く72時間にわたりデータセンターへ給電を継続する。燃料の補給計画も運用の一部になる。
試験での引っ掛け
UPSと役割を取り違えやすい。UPSは「瞬時に切り替わるが持続時間は短い」、自家発電装置は「起動に時間はかかるが長時間持つ」。両者は排他ではなく組み合わせて使うのが基本構成。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問53(IPA)
情報システムの施設や設備を維持・保全するファシリティマネジメントの施策として,適切なものはどれか。
正解:自家発電装置の適切な発電可能時間を維持するために,燃料の補充計画を見直す。
要点:ファシリティマネジメントは建物・電源など設備の維持保全
ファシリティマネジメントは、建物・電源設備・空調・入退室設備といった施設や設備を、安全かつ効率的に維持・保全する活動である。自家発電装置が想定どおりの時間だけ稼働できるよう燃料の補充計画を見直すことは、設備の維持管理そのものであり、この領域に該当する。ソフトウェア資産の管理や端末の設定、通信の防御は、情報資産管理やセキュリティ対策の領域になる。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 30. ファシリティマネジメント > (1) システム環境整備に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。