グリーンITとは?ぐりーんあいてぃー
グリーンITとは、IT機器の省電力化・省資源化など、情報技術を活用または対象として環境負荷を低減させる取り組みの総称。「ITによる環境負荷低減(Green by IT)」と「ITそのものの環境負荷低減(Green of IT)」の両面がある。データセンターの電力・空調管理といったファシリティ面の省エネもここに含まれる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
会社で使うパソコンやサーバ(サービスを提供する側のコンピュータ)は多くの電気を使い、古い機器は廃棄物にもなる。環境への配慮が求められる中、機器そのものの省エネだけでなく、ITを活用して出張や紙の使用を減らすこともできる。環境への取り組みを、IT機器の側とITの活用の側の両面で考える必要が生まれた。
具体例
複数の物理サーバーを仮想化技術で統合して稼働台数と消費電力を抑える、テレビ会議を導入して出張に伴うCO2排出を減らす、省エネ性能の高いPCやディスプレイに切り替える。
試験での引っ掛け
IT機器自体を省電力化する「Green of IT」と、ITを使って社会全体の負荷を減らす「Green by IT」が逆に問われやすい。サーバの仮想化による台数削減は前者、テレワークで移動を減らすのは後者にあたる。
関連用語
出た過去問
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問5(IPA)
PCやサーバ、ネットワークなどの情報通信機器の省エネや資源の有効利用だけでなく、それらの機器を利用することによって社会の省エネを推進し、環境を保護していくという…
正解:グリーンIT
要点:グリーンITはIT自体とITの活用の両面で環境に配慮する
グリーンITは、IT機器自体の省電力化・省資源化(of IT)だけでなく、ITを活用してテレワークやペーパーレス化を進め社会全体の環境負荷を下げること(by IT)まで含む考え方である。設問が「機器を利用することによって社会の省エネを推進」と述べている点がこの概念に対応する。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問20(IPA)
グリーンITの考え方に基づく取組みの事例として、適切なものはどれか。
正解:資料の紙への印刷は制限して、PCのディスプレイによる閲覧に留めることを原則とする。
要点:グリーンITはITによる省資源・省電力の取組み
グリーンITは、IT機器の省電力化やITの活用によって環境負荷を減らす取組みを指す。紙への印刷を控えて画面での閲覧に切り替えることは、紙・トナー・輸送に伴う資源消費を減らすため、この考え方に沿った事例である。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 1. 経営・組織論 > (1) 企業活動と経営資源に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。