仮想化とは?
仮想化とは、1台の物理的なコンピュータ上に、複数の独立した仮想的なコンピュータ環境を作り出す技術。ハードウェア資源を効率よく共用でき、必要に応じて柔軟に環境を追加・変更できる。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2010年度〜2022年度)。
かそうか
仮想化の意味
1台の物理的なコンピュータ上に、複数の独立した仮想的なコンピュータ環境を作り出す技術。ハードウェア資源を効率よく共用でき、必要に応じて柔軟に環境を追加・変更できる。
仮想化の具体例
1台の物理サーバの中に「Windows仮想マシン」と「Linux仮想マシン」を同時に動かし、それぞれ別々のサーバであるかのように利用する。クラウドサービスの多くはこの仮想化技術を基盤にしている。
仮想化は試験でどう引っ掛けられる?
1台を複数に見せるのが仮想化で、多数を束ねて1台に見せるグリッドとは向きが逆。物理的な台数を減らせるのは仮想化のほう。稼働させたまま別の物理機へ移すライブマイグレーションも合わせて問われる。
仮想化と関連する用語
仮想化が出た過去問
サーバの仮想化技術に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:1台のコンピュータ上で複数の仮想的なサーバを動作させるための技術
要点:サーバ仮想化は1台の実機で複数サーバを動かす
サーバの仮想化は、1台の物理サーバの上に複数の仮想的なサーバを構築し、それぞれ独立したOSと環境として動かす技術である。物理機器の台数を減らして設置スペースや電力を節約でき、資源の割当ても柔軟に変えられる。仮想専用線や仮想現実、仮想記憶とは別の概念なので混同しない。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問86(IPA)サーバの仮想化に関する記述として,適切なものはどれか。
正解:一つのコンピュータ上で,仮想的に複数のコンピュータを実現させる技術
要点:サーバ仮想化は1台の物理機上に複数の仮想マシンを作る
サーバの仮想化は、1台の物理サーバ上に仮想的なコンピュータ(仮想マシン)を複数構築し、それぞれで別のOSやアプリケーションを動かす技術である。物理サーバの資源を無駄なく使えるため、台数の集約や運用コストの削減につながる。名前が似ているVR(仮想現実)や仮想記憶とは全く別の概念である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問54(IPA)1台のコンピュータを論理的に分割し,それぞれで独立したOSとアプリケーションソフトを実行させ,あたかも複数のコンピュータが同時に稼働しているかのように見せる技術…
正解:仮想化
要点:仮想化は1台を論理分割し複数OSを同時に動かす技術
1台の物理サーバのCPUやメモリなどの資源を論理的に分割し、それぞれの区画に独立したOSとアプリケーションを動かして、複数台が同時に稼働しているように見せる技術が問われている。資源の利用効率を高め、台数の集約や柔軟な構成変更を可能にする。ネットワーク接続の記憶装置、現実に情報を重ねる技術、起動時にOSを選ぶ仕組みとは異なる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問62(IPA)サーバの仮想化技術において、あるハードウェアで稼働している仮想化されたサーバを停止することなく別のハードウェアに移動させ、移動前の状態から引き続きサーバの処理を…
正解:ライブマイグレーション
要点:ライブマイグレーションは仮想サーバを無停止で移動
ライブマイグレーションは、稼働中の仮想サーバを止めずに別の物理サーバへ移し、移動前の状態のまま処理を継続させる技術である。物理サーバの保守や負荷の平準化を、業務を停止せずに行えるようにする。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)サーバ仮想化の特長として、適切なものはどれか。
正解:1台のコンピュータを複数台のサーバであるかのように動作させることができるので、物理的資源を需要に応じて柔軟に配分することができる。
要点:サーバ仮想化は1台を複数化し資源を柔軟配分する
サーバ仮想化は、1台の物理サーバ上で複数の仮想サーバを動かす技術である。CPUやメモリといった物理資源を仮想サーバへ必要に応じて割り当て直せるため、需要の変化に合わせた柔軟な資源配分と、機器の集約による効率化が図れる。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問74(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。