ビーコンとは?びーこん
ビーコンとは、自分の存在や位置を知らせるために、電波で信号を一定間隔で発信し続ける小型の機器、またはその信号のこと。BLE(Bluetooth Low Energy)を使うものが代表で、電池1つで年単位に動く。受け取ったスマートフォン側が、どのビーコンの電波をどの強さで受けたかから自分の位置を推定し、屋内の案内や来店の検知に使う。
最終更新:2026-10-10
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衛星からのGPSの電波は建物の中まで届きにくく、屋内では機器が自分の位置を判断できない。ところが売り場や駅の構内のように、数メートル単位の位置が分かれば案内や販促につながる場所ほど、この弱点が効いてしまう。そこで、識別番号だけを短い間隔で発信する小さな装置を要所に置き、受け取った側が位置を割り出す方式が広まった。低消費電力の無線規格の普及が後押しになった。
具体例
AppleがiBeaconとして仕様を示したBLE(Bluetooth Low Energy)の発信機を商業施設の入口に置き、近づいた来店者のアプリへ売り場のクーポンを出す使い方がある。無線LANのアクセスポイントが出すビーコン信号も同じ言葉で、周囲のネットワーク一覧はこれで並ぶ。
試験での引っ掛け
ビーコンは信号を発信するだけで、受信した相手の位置を自分で把握しているわけではない。位置を判断するのは受け取った側の端末やアプリである。またGPSとの取り違えに注意し、GPSは衛星の電波を使う屋外向け、ビーコンは近距離の屋内向けで、届く範囲も用途も異なる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問56(IPA)解説で登場
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)解説で登場
Bluetoothの規格に含まれ、デバイス間の省電力通信を実現させるものはどれか。
正解:BLE
要点:BLEはBluetoothの省電力版で電池駆動の機器に向く
BLE(Bluetooth Low Energy)は、Bluetooth 4.0以降で規定された省電力向けの通信方式である。必要なときだけ短時間通信して残りは休止する設計により、ボタン電池で長期間動作する機器を実現できる。ウェアラブル端末やビーコン、各種センサーなどで広く使われている。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 58. ネットワーク方式 > (2) ネットワークの構成要素に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。