終価係数とは?しゅうかけいすう
終価係数とは、いま手元にある一定額を、一定の利率で複利運用したとき、n年後にいくらになるかを求めるための係数。「元本×終価係数=将来の金額」で計算する。6つの係数のうち、現在の金額から将来の金額を導く、もっとも基本的なもの。
FP3級を最短で暗記・合格する →終価係数の具体例は?
手元の300万円を年利2%で10年間運用したらいくらになるか。年利2%・10年の終価係数1.2190を掛けて、300万円×1.2190=約365.7万円。これを使えば、退職金を一括で預けたまま何年か置いたらどれくらい増えるか、という質問にすぐ答えられる。
終価係数は試験でどう引っ掛けられる?
現価係数と逆になっているだけなので取り違えやすい。終価係数は必ず1より大きい値、現価係数は必ず1より小さい値になるので、渡された係数表の数字を見て判断すると間違えにくい。毎年の積立を計算する年金終価係数とも混同注意。
終価係数と関連する用語は?
終価係数が出た過去問は?
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問4(IPA)解説で登場
木村さんは、今後15年間で毎年30万円ずつ積立貯蓄をして、老後資金の準備をしたいと考えている。積立期間中に年利2.0%で複利運用できるものとした場合、15年後の…
正解:5,187,900円
要点:毎年の積立の将来値は年金終価係数
「毎年一定額を積み立てたら、将来いくらになるか」を求める係数は年金終価係数です。終価係数は「いま手元にある一時金が将来いくらになるか」、年金現価係数は「毎年受け取りたい年金額から、いま必要な元本を逆算する」ための係数なので、ここでは使いません。計算は積立額に係数を掛けるだけで、30万円×17.293=518.79万円=5,187,900円。積立元本は30万円×15年=450万円なので、運用益が約69万円上乗せされた形になります。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問4(IPA)解説で登場
木村さんは、老後資金として貯めた800万円を生活資金に充てるため、年利2.0%で複利運用しながら5年間で均等に取り崩すこととしている。この場合、年間で取り崩すこ…
正解:1,697,280円
要点:取り崩す額を求めるのは資本回収係数
係数の問題は、まず「何を持っていて、何を知りたいか」を整理する。ここは手元にある一時金800万円を、運用しながら毎年均等に取り崩していく話なので、使うのは資本回収係数。終価係数は一時金が将来いくらになるかを求める係数、減債基金係数は目標額を貯めるために毎年いくら積み立てるかを求める係数で、どちらも場面が違う。したがって800万円×0.21216=1,697,280円が、年間で取り崩せる最大金額となる。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。