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ロールバックとは?ろーるばっく

ロールバックとは、トランザクション(全部成功か全部取消しかで扱う一まとまりの処理)が途中で失敗したとき、更新前ログ(書き換える前の値の記録)を使って、データベースを処理開始前の状態へ戻すこと。バックワードリカバリとも呼ぶ。試験では、障害の種類と回復方法の組合せが問われる。トランザクションの異常終了や、デッドロックで打ち切られた処理はロールバックで取り消す。停電などでシステムが止まった後の再始動では、障害時点でコミット(確定)していなかったトランザクションをロールバックし、コミット済みのものはロールフォワードでやり直す。サービスマネジメントの変更管理では、本番に入れた変更を元の状態へ戻す「切り戻し」の意味でも使う。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では1回出題され、ほかに8問の解説で触れられています(2016年度〜2024年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:バックワードリカバリ

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背景

複数の表を続けて書き換える処理が途中で止まると、片方だけ書き換わった矛盾した状態が残る。そこでDBMS(データベース管理システム)は、書き換える前の値をログ(ジャーナル)に残しておき、それを逆にたどって元に戻せるようにした。これがロールバックで、ACID特性の原子性(全部実行か全部取消しか)を実際に守る仕組みになっている。

具体例

ネット通販で注文を確定すると、在庫を1つ減らす更新と、注文表に1行足す更新が1つのトランザクションになる。在庫を減らした直後にカード決済がエラーになったら、DBMSは更新前ログにある「減らす前の在庫数」を書き戻し、注文前の状態に戻す。在庫だけ減って注文が無い、という食い違いは残らない。

試験での引っ掛け

ロールバックが使うのは更新前ログ、ロールフォワードが使うのはバックアップと更新後ログで、向きが逆。ディスクが壊れる媒体障害はロールバックでは直せず、バックアップを戻してから更新後ログでロールフォワードする。また、コミット済みのトランザクションはロールバックの対象にならない。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題(2016年度〜2024年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • ロールバックが使うのは更新前ログ、ロールフォワードが使うのはバックアップと更新後ログで、向きが逆。