基本情報暗記無料で始める

トランザクションとは?とらんざくしょん

トランザクションとは、データベースに対する、業務上ひとまとまりで成り立つべき一連の処理の単位。全部を確定させる(コミット)か、途中で失敗したら全部を処理前に戻す(ロールバック)かのどちらかにして、半端な状態を残さない。DBMS(データベース管理システム)はこの単位で、同時に動く処理どうしの排他制御(同じデータを同時に書き換えさせない制御)と、障害からの回復を行う。満たすべき性質は原子性・一貫性・隔離性(独立性)・耐久性の4つで、まとめてACID特性という。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では13回出題され、ほかに2問の解説で触れられています(2016年度〜2024年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

この語が出る過去問を解く →

背景

振込なら「Aの口座から引く」と「Bの口座に足す」の2つの更新が要る。片方だけ終わったところで障害が起きると、お金が消えたり増えたりする。複数の更新を1つのかたまりとして扱い、全部成功か全部取消しかに揃える考え方が必要になった。

具体例

ネット通販で注文を確定すると、「在庫を1つ減らす」「注文を記録する」「ポイントを減らす」が1つのトランザクションとして処理される。途中で通信が切れてポイントだけ減ったまま、という状態は残らず、ロールバックで3つとも注文前に戻る。障害で記憶装置が壊れたときは、バックアップに更新後ログ(ジャーナル)を順に当てて最新に戻す(ロールフォワード)。

試験での引っ掛け

障害回復の向きの取り違えが定番。ロールバックは更新前ログで処理の開始時点へ戻す(トランザクションの異常終了向け)、ロールフォワードは更新後ログで障害の直前まで進める(媒体障害向け)(fe-2022s-kamokuA-46)。また、科目Aで「トランザクション処理」と出たら、対話型処理・バッチ処理と並ぶ処理形態の話のこともあり、DBのトランザクションの性質とは問われ方が違う。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では13回出題(2016年度〜2024年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 障害回復の向きの取り違えが定番。