トランザクション処理とは?とらんざくしょんしょり
トランザクション処理とは、業務上の要求を1件ずつ、意味のあるひとまとまりの単位として即座に処理し、その場で結果を返す処理形態。座席予約や入出金のように、途中経過を外から見せてはならない業務に使う。伝票をためて後でまとめて流すバッチ処理と対になる分類で、応答時間の短さと1件ごとの確定が特徴になる。
最終更新:2026-10-09
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コンピュータが高価だった時代は、伝票を1日ためて夜間に一括処理するのが当たり前だった。しかし座席や在庫のように「今の残りがいくつか」が刻々と変わるものは、翌日の反映では二重予約が起きてしまう。要求が届いた瞬間に処理して結果を確定させ、その1件を途中で分断させない形態が必要になり、処理形態の一つとして整理された。
具体例
JR東日本などが使う指定席予約システム「マルス」は、みどりの窓口や券売機からの申込みを1件ずつ処理し、同じ座席が二重に売れないようにしている。ネット銀行の振込も、送金元からの引落しと送金先への入金をひとまとまりで扱う典型例である。
試験での引っ掛け
データベースのトランザクションとACID特性の話と混同しやすい。あちらは整合性を保つための性質、こちらはシステムの処理形態の分類である。またリアルタイム処理とも同じではなく、制御系で求める応答時間の保証までは含まない。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問30(IPA)
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問30(IPA)
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問28(IPA)
分散データベースシステムにおいて,一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かどうかを問い合わせ,全てのサイトが確定可能である場合,更新処理…
正解:2相コミット
要点:2相コミットは全サイトの可否確認後にまとめて確定する
2相コミットは、分散した複数サイトの更新をまとめて確定させるための制御方式です。第1段階でコーディネータが各サイトに「コミットできるか」を問い合わせ、全サイトが可と答えた場合だけ第2段階で確定を指示します。1つでも不可があれば全体を取り消すので、サイト間の整合性が保たれます。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (1) システムの処理形態・利用形態・適用領域に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。