一貫性とは?
一貫性とは、トランザクションの実行前後で、データベースが定義された制約を満たす矛盾のない状態に保たれる性質。
基本情報技術者試験の過去問では12回出題されています(2016年度〜2019年度)。
いっかんせい
一貫性の意味
トランザクションの実行前後で、データベースが定義された制約を満たす矛盾のない状態に保たれる性質。
一貫性の具体例
借方と貸方の合計が常に一致する、在庫数が負にならない、といった不変条件が崩れない。
一貫性は試験でどう引っ掛けられる?
隔離性と役割が違う。一貫性は制約を満たしているかの話、隔離性は同時実行で互いに干渉しないかの話。またACIDの一貫性は単一DB内の制約を指し、複製間で同じ値が見えるというCAP定理の一貫性とは別物。
一貫性と関連する用語
一貫性が出た過去問
サーバに接続されたディスクのデータのバックアップに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:複数のファイルに分散して格納されているデータは、それぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点でバックアップする。
要点:バックアップはファイル間の整合が取れた時点で取得する
複数のファイルにまたがるデータは、更新の途中でバックアップを取るとファイル間の整合性が崩れ、復元しても使えない状態になる。一連の更新処理が完了して整合が取れた時点でバックアップするのが適切である。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問57(IPA)CIOの果たすべき役割はどれか。
正解:全社的観点から情報化戦略を立案し,経営戦略との整合性の確認や評価を行う。
要点:CIOは全社の情報化戦略を経営戦略と整合させる責任者
CIOは情報化に関する最高責任者であり、全社的な観点から情報化戦略を立案し、それが経営戦略と整合しているかを確認・評価する役割を担う。個別部門の代弁者でも、技術の研究や教育の実務担当者でも、個々のプロジェクトの管理者でもない点を区別して覚える。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問75(IPA)“システム管理基準”によれば,情報戦略策定段階の成果物はどれか。
正解:経営戦略に基づいて組織体全体で整合性及び一貫性を確保した情報化を推進するために,方針及び目標に基づいて策定する全体最適化計画
要点:情報戦略策定段階の成果物は組織全体の全体最適化計画
情報戦略策定段階は、経営戦略を受けて組織全体の情報化の方針・目標を定め、全体最適化計画としてまとめる段階である。個別システムの開発計画や開発手順、運用手順は、これより後の企画・開発・運用の各段階の成果物にあたる。段階と成果物の対応を整理しておきたい。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問63(IPA)CIOの果たすべき役割はどれか。
正解:全社的観点から情報化戦略を立案し、経営戦略との整合性の確認や評価を行う。
要点:CIOは全社の情報化戦略を経営戦略と整合させる責任者
CIOは最高情報責任者であり、企業全体の視点から情報化戦略を立案し、それが経営戦略と整合しているかを確認・評価する役割を担う。個別部門の要望を伝える立場でも、技術の研究や教育を実務として行う立場でもなく、経営層の一員として投資判断や方針決定に関与する点が本質である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問75(IPA)次のような注文データが入力されたとき,注文日が入力日以前の営業日かどうかを検査するために行うチェックはどれか。注文データの項目構成:伝票番号(文字),注文日(文…
正解:論理チェック
要点:業務ルールとの整合を見るのが論理チェック。形式検査とは別
注文日が入力日以前かどうか、また営業日かどうかという判定は、項目の形式や桁数ではなく業務上の意味やルールに照らした妥当性の検査である。このように業務規則との整合性を確かめる検査を論理チェック(妥当性チェック)と呼ぶ。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。