論理チェック(妥当性チェック)とは?ろんりちぇっく
論理チェック(妥当性チェック)とは、入力データの誤りを、業務上の意味やルールに照らして見つける検査。日付の前後関係、営業日かどうか、他の項目との整合など、形式だけでは判定できない条件を扱う。書式が正しくても業務上ありえない値は、この検査でなければ弾けない。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
入力の誤りは「書式が壊れている」ものと「書式は正しいが内容が業務に合わない」ものに分かれ、検査もそれぞれに用意されている。桁数や文字種を見るフォーマットチェック、伝票番号が決められた順に並ぶかを見るシーケンスチェック、同じキーの二重登録を見る重複チェック、コードがマスタにあるかを見る照合チェックはいずれも前者寄りである。業務ルールを知らなければ判定できない後者を受け持つのが論理チェックで、だから設問は「この誤りはどの検査で弾けるか」を選ばせる形になる。
具体例
注文日が20260830という8桁の数字になっているかを見るのはフォーマットチェック、その注文日が入力日以前でかつ営業日かを見るのが論理チェックである。数量が上下限に収まるかを見るリミットチェックも合わせ、性質の違う検査を重ねて掛ける。
試験での引っ掛け
「日付として正しいか」と「業務上ありうる日付か」の混同が定番で、前者はフォーマットチェック、後者が論理チェック。項目が単独では正しくても項目どうしの関係が矛盾する場合(受注日より前の出荷日など)も論理チェックの対象で、組合せチェックとも呼ばれる。
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問24(IPA)
次のような注文データが入力されたとき,注文日が入力日以前の営業日かどうかを検査するために行うチェックはどれか。注文データの項目構成:伝票番号(文字),注文日(文…
正解:論理チェック
要点:業務ルールとの整合を見るのが論理チェック。形式検査とは別
注文日が入力日以前かどうか、また営業日かどうかという判定は、項目の形式や桁数ではなく業務上の意味やルールに照らした妥当性の検査である。このように業務規則との整合性を確かめる検査を論理チェック(妥当性チェック)と呼ぶ。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問24(IPA)
次のような注文データが入力されたとき、注文日が入力日以前の営業日かどうかを検査するチェックはどれか。
正解:論理チェック
要点:論理チェックは業務上の意味・整合性が妥当かを検査する
注文日が入力日以前の営業日かどうかという検査は、データの形式や重複ではなく、業務上の意味やデータ間の整合性が保たれているかを見るものであり、論理チェックに当たる。日付として正しい書式かを見るのはフォーマットチェックである。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問20(IPA)
次のような注文データが入力されたとき、注文日が入力日以前の営業日かどうかを検査するチェックはどれか。
正解:論理チェック
要点:業務上の妥当性を照合する検査が論理チェック
注文日が入力日以前であるか、さらに営業日であるかという判定は、データの書式や並びではなく、業務上の決まりに照らして内容が妥当かを確かめるものである。このような検査を論理チェック(矛盾チェック)と呼ぶ。書式の正しさを見るのはフォーマットチェック、並び順を見るのはシーケンスチェックである。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. UX/UI デザイン > (3) 画面設計・帳票設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。