インタフェースとは?いんたふぇーす
インタフェースとは、モジュール(プログラムの部品)やクラス(データと処理をひとまとめにした部品の設計図)が外部に対して「何ができるか」だけを約束し、「どうやるか」は各実装に任せる仕様の枠組み。呼び出す側は約束された手続きの名前と引数だけを見ればよいため、中身の実装を丸ごと差し替えても呼び出し側を書き直さずに済む。広義には、モジュール間で受け渡す引数や戻り値の取り決めそのものも指す。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
プログラムを複数の部品に分けても、部品どうしが相手の内部の作りに直接触っていると、片方を直したとたんにもう片方が動かなくなる。分けた意味が無くなるわけである。そこで部品の境目に「この名前でこの引数を渡せばこれが返る」という約束だけを置き、内部は隠すという設計が定着した。これがインタフェースで、影響範囲を境目で止めるための仕掛けである。基本情報では設計技法とオブジェクト指向の両方から問われる。
具体例
JavaのListインタフェースは「要素を順番に並べて持ち、位置(何番目か)を指定して取り出せる」ことだけを定めており、実装はArrayListでもLinkedListでもよい。呼び出す側のコードを一切変えずに実装だけを取り替えられるので、テストのときだけ何もしないダミーの実装に差し替える、といったことができる。
試験での引っ掛け
同じ「インタフェース」という語が、画面と人の接点であるユーザインタフェース(UI)と、プログラム部品どうしの接点との両方で出題される。どちらを指すかは設問の文脈で読み分ける。またインタフェースは原則として実装を持たないため、「共通の処理をここに書いてまとめられる」という選択肢は誤り。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問53(IPA)解説で登場
ファンクションポイント法でシステムの開発規模を見積もる際に必要となる情報はどれか。
正解:画面数
要点:ファンクションポイント法は利用者から見える機能の数で測る
ファンクションポイント法は、外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルといった利用者から見える機能の数と複雑さから開発規模を見積もる手法である。画面のような入出力の数がその基礎データとなる。実装言語に依存するステップ数や、開発者数・利用者数は必要としない。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問51(IPA)
ファンクションポイント法の説明はどれか。
正解:外部入出力や内部論理ファイル、外部照会、外部インタフェースファイルの個数と特性などから開発規模を見積もる。
要点:FP法は利用者から見た機能の数と複雑さで規模を測る
ファンクションポイント法は、利用者から見た機能の数と難易度から開発規模を測る手法である。外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルという5つの要素を数え、複雑さに応じた重みを掛けて合計する。プログラム言語に依存せず、設計の早い段階でも見積もれるのが利点である。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問53(IPA)解説で登場
ソフトウェア開発の見積方法の一つであるファンクションポイント法の説明として、適切なものはどれか。
正解:ソフトウェアの機能を入出力データ数やファイル数などによって定量的に計測し、複雑さによる調整を行って、ソフトウェア規模を見積もる方法である。
要点:FP法は入出力やファイルの数から機能規模を算出する
ファンクションポイント法は、利用者から見た機能、すなわち入力・出力・照会・内部ファイル・外部インタフェースの数を数え、それぞれの複雑さで重み付けして点数化する見積手法である。さらに全体の特性による調整を加えて規模を算出する。プログラムの行数のような実装依存の尺度ではなく、要件段階で見積もれる点が特徴である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。