ファンクションポイント法とは?ふぁんくしょんぽいんとほう
ファンクションポイント法とは、外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルという、利用者から見える機能の数を数え、複雑度に応じた重みを掛けて合計した点数から規模と工数を見積もる手法。プログラム言語や開発者の技量に左右されにくく、要件が固まった早い段階で使えるのが利点である。
最終更新:2026-10-09
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行数で規模を測ると、同じ機能でも言語が変われば数字が変わり、書き方の癖でも変わってしまう。しかも行数は作ってみるまで分からず、見積りが必要な時点では手に入らない。利用者から見える機能の数なら、要件が固まった段階で数えられ、過去の案件とも同じ基準で比べられる。この発想の転換が出発点である。
具体例
入力画面5つを複雑度「中」で4点、出力帳票3つを「高」で7点と数えると、5×4+3×7=41点となり、これに他の機能分を足して合計を出す。計測の手順はIFPUG(国際ファンクションポイントユーザ会)が定めており、JIS X 0135として規格にもなっている。
試験での引っ掛け
機能の個数を足すだけでなく、機能ごとの複雑度による重みを掛けてから合計する点の見落としが多い。数えるのは利用者から見える機能であって、内部の処理数やプログラム本数ではない。行数を尺度にするLOC法や、規模から工数を推定するCOCOMOとの違いも問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問53(IPA)
ファンクションポイント法でシステムの開発規模を見積もる際に必要となる情報はどれか。
正解:画面数
要点:ファンクションポイント法は利用者から見える機能の数で測る
ファンクションポイント法は、外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルといった利用者から見える機能の数と複雑さから開発規模を見積もる手法である。画面のような入出力の数がその基礎データとなる。実装言語に依存するステップ数や、開発者数・利用者数は必要としない。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問51(IPA)
ファンクションポイント法の説明はどれか。
正解:外部入出力や内部論理ファイル、外部照会、外部インタフェースファイルの個数と特性などから開発規模を見積もる。
要点:FP法は利用者から見た機能の数と複雑さで規模を測る
ファンクションポイント法は、利用者から見た機能の数と難易度から開発規模を測る手法である。外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルという5つの要素を数え、複雑さに応じた重みを掛けて合計する。プログラム言語に依存せず、設計の早い段階でも見積もれるのが利点である。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問52(IPA)
システム開発の見積方法の一つであるファンクションポイント法の説明として,適切なものはどれか。
正解:システムの機能を入出力データ数やファイル数などによって定量的に計測し,複雑さとアプリケーションの特性による調整を行って,システム規模を見積もる方法である。
要点:FP法は機能の入出力数を数えて規模を見積もる
ファンクションポイント法は、利用者から見た機能を入出力の数やファイル数などの単位で数え上げ、それぞれの複雑さに応じた重み付けをして規模を算出します。さらにアプリケーションの特性による調整係数を掛けて最終的な値を求めます。開発言語や実装技術に依存せず、要件が固まった段階で見積もれるのが利点です。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問53(IPA)
ソフトウェア開発の見積方法の一つであるファンクションポイント法の説明として、適切なものはどれか。
正解:ソフトウェアの機能を入出力データ数やファイル数などによって定量的に計測し、複雑さによる調整を行って、ソフトウェア規模を見積もる方法である。
要点:FP法は入出力やファイルの数から機能規模を算出する
ファンクションポイント法は、利用者から見た機能、すなわち入力・出力・照会・内部ファイル・外部インタフェースの数を数え、それぞれの複雑さで重み付けして点数化する見積手法である。さらに全体の特性による調整を加えて規模を算出する。プログラムの行数のような実装依存の尺度ではなく、要件段階で見積もれる点が特徴である。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問43(IPA)
ソフトウェア開発の見積方法の一つであるファンクションポイント法の説明として、適切なものはどれか。
正解:ソフトウェアの機能を入出力データ数やファイル数などによって定量的に計測し、複雑さによる調整を行って、ソフトウェア規模を見積もる方法である。
要点:FP法は入出力やファイルの数から機能規模を算出する
ファンクションポイント法は、利用者から見た機能、すなわち入力・出力・照会・内部ファイル・外部インタフェースの数を数え、それぞれの複雑さで重み付けして点数化する手法である。さらに全体の特性で調整して規模を算出する。行数のような実装依存の尺度によらず、要件段階で見積もれる点が特徴である。
出典・参考
公式シラバスの5 プロジェクトマネジメント > 7. プロジェクトのコスト > (3) ツールと技法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。