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クラスとは?くらす

クラスは、オブジェクト指向プログラミングで、データ(属性・メンバ変数)とそれを操作する手続(メソッド)をひとまとめにして定めた「設計図」。クラスそのものはデータの入れ物の形を決めただけで、実際に値を持つ実体(インスタンス)は、クラスをもとに必要な数だけ作られる。1つのクラスから作ったインスタンスは、同じメンバ変数とメソッドを持つが、メンバ変数の値はインスタンスごとに別々。科目Bの擬似言語では、クラスの説明が表で示され、メンバ変数とメソッドの意味を読み取ってプログラムを追うことが求められる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では13回出題され、ほかに3問の解説で触れられています(2016年度〜2025年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:クラス定義

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背景

データと、それを書き換える手続がプログラムのあちこちに散らばっていると、どこでデータが変わったのか追えず、修正のたびに思わぬ箇所が壊れた。関係するデータと手続を1か所にまとめて形を決めておけば、同じ形のデータを何個でも作れ、変更もその1か所で済む。この「まとめて型として定める」単位がクラスである。

具体例

IPA の科目Bのサンプル問題 fe-2022s-kamokuB-10 では、クラス ListElement が単方向リスト(各要素が次の要素の参照、つまり次の要素がどこにあるかを指す値を持ち、一列につながる構造)の1要素を表し、メンバ変数として値 val と次の要素の参照 next を持つ。fe-2022s-kamokuB-8 のクラス PrioQueue は優先度付きキューを表し、要素を入れる・取り出すメソッドを持つ。大学の講義の例でいえば「学生」クラスが学籍番号と氏名を持つ設計図で、山田さん・佐藤さんの一人ひとりがインスタンスにあたる。

試験での引っ掛け

クラスは設計図であって実体ではない。値を持つのはインスタンスで、「クラスに値が格納される」と読むと科目Bのトレース(変数の値の変化を表で追う作業)を誤る。また、データをグループに分ける分析手法のクラスタリング、複数のコンピュータをまとめるクラスタ、IPアドレスのクラス(アドレスクラス)は別物。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では13回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • クラスは設計図であって実体ではない。