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TCPとは?てぃーしーぴー

TCP(Transmission Control Protocol:伝送制御プロトコル)は、OSI基本参照モデル(通信の役割を7つの層に分けた見取り図)の第4層、トランスポート層で働くプロトコル(通信の約束ごと)で、データを確実に、送った順番どおりに届ける仕組みを持つ。通信を始める前に相手と接続(コネクション)を確立し、受け取った側は届いたことを知らせる確認応答を返し、届かなければ送った側が送り直す(再送)。データに番号を振って順番を並べ直す順序制御や、相手の処理が追いつく量だけ送るフロー制御も行う。同じ層のUDPより信頼性は高いが、やり取りが多い分だけ遅れが出やすい。Webページの表示に使うHTTP(HTTP/1.1・HTTP/2)や、メールの送受信に使うSMTP・POP・IMAPはTCPの上で動く。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では7回出題され、ほかに6問の解説で触れられています(2016年度〜2022年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:Transmission Control Protocol

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背景

下の層のIP(インターネットプロトコル)は、データの小包(パケット)を宛先へ運ぶだけで、途中で失われたり順番が入れ替わったりしても直さない。ファイルやメールのように一部でも欠けると困るデータを送るには、届いたかを確かめて足りない分を送り直す仕組みが要る。その役割をIPから切り分けて受け持つプロトコルとして、1970年代にTCPが設計された。

具体例

OutlookのようなメールソフトからSMTPでメールを送るとき、その下でTCPが接続を作る。最初に「接続したい」「了解、こちらも接続したい」「了解」の3回のやり取りで接続を確かめ合い(3ウェイハンドシェイク)、本文の一部が途中で失われても再送されるので、届いたメールの文字が欠けることはない。

試験での引っ掛け

層の取り違えが定番:TCPとUDPはトランスポート層(第4層)、IPはネットワーク層(第3層)、HTTPはアプリケーション層。「TCPがネットワーク層で宛先までの経路を選ぶ」は誤りで、経路を選ぶのはIPの役割。また「TCP/IP」はTCPとIPを中心にした通信プロトコルの一式の呼び名で、TCPという1つのプロトコルとは別。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では7回出題(2016年度〜2022年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 層の取り違えが定番:TCPとUDPはトランスポート層(第4層)、IPはネットワーク層(第3層)、HTTPはアプリケーション層。