アプリケーション層とは?あぷりけーしょんそう
アプリケーション層とは、OSI基本参照モデルの最上位にあたる第7層で、利用者が使うアプリケーションに対して通信の機能を直接提供する階層。電子メールの送受信、ファイル転送、Webページの取得といった、目的ごとに異なるやり取りの手順をここで取り決める。下の層は何が運ばれているかを知らない。
最終更新:2026-10-09
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通信の仕組みを一枚岩で作ると、電子メールの取り決めを改めるだけでケーブルの規格まで作り直す羽目になる。そこで役割ごとに層を分け、下の層は上の層が何を運んでいるかを知らずに済むようにした。その最上段として、サービスごとに異なる約束事だけを引き受け、有線か無線か、経路がどこを通るかを意識しなくてよい場所が用意された。
具体例
Webページのやり取りに使うHTTP、電子メールの送信に使うSMTP、受信に使うPOPやIMAP、ドメイン名をIPアドレスへ変換するDNS、ファイル転送のFTPが、この層で動く代表的なプロトコルにあたる。
試験での引っ掛け
OSI基本参照モデルが7層なのに対し、実際に使われているTCP/IPの階層モデルは4層で、そのアプリケーション層はOSIの第5層から第7層をまとめたものになる。層の数と対応関係を取り違える出題が多い。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問13(IPA)解説で登場
3層クライアントサーバシステム構成で実現したWebシステムの特徴として,適切なものはどれか。
正解:業務処理はサーバ側で実行し,クライアントソフトはHTMLの記述に従って,その結果を画面に表示する。
要点:3層Webは処理をサーバ側に集約し、端末は表示のみ
3層構成はプレゼンテーション層・ファンクション(アプリケーション)層・データ層に分ける方式で、Webシステムでは業務処理をサーバ側のアプリケーション層で実行し、クライアントはブラウザでHTMLを解釈して結果を表示するだけになる。クライアントに業務処理を置かないため、配布や更新の手間が小さいのが利点である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. データ通信と制御 > (1) ネットワークアーキテクチャに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。