プレゼンテーション層とは?ぷれぜんてーしょんそう
プレゼンテーション層とは、OSI基本参照モデルの第6層で、やり取りするデータの表し方を通信相手と共通の形式にそろえる層。文字コードの変換や、データの圧縮・暗号化といった「表し方」の変換を担当し、その中身が何を意味するかの扱いは上位のアプリケーション層に任せる。試験では7層の順序と各層の役割の対応で問われる。
最終更新:2026-10-09
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通信する2台のコンピュータは、機種やOSが違えば文字の表し方もデータの並べ方も異なり、届いたビットの列をそのまま読むと文字化けする。この差を吸収する仕事を独立した層として切り出しておけば、アプリケーションは相手の機種を気にせずに作れる。OSI基本参照モデルは、こうした役割ごとの分業を7段に整理して見せた設計図である。
具体例
日本語の文章や画像を添付したメールが、送り手と違う機種のPCでも同じように読めるのは、機種ごとに異なる表し方を共通の形式へ変換して送る仕組みがあるためである。ZIPによる圧縮や通信の暗号化も、中身の意味は変えずに表し方だけを変える処理という点で同じ層の働きにあたる。
試験での引っ掛け
名前から「プレゼンテーション資料」を作る層と誤解しやすいが、OSI基本参照モデルの第6層が担当するのは、データの表現形式の変換である。一方、3層クライアントサーバシステムにも同じ名前の「プレゼンテーション層」があり、こちらは画面表示(利用者とのやり取り)を担う。問題文がどちらのモデルの話かを見分ける。OSIでは下から物理・データリンク・ネットワーク・トランスポート・セションと数えて第6層で、セション層(通信の開始と終了の管理)との順序も狙われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問13(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。