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無作為抽出とは?むさくいちゅうしゅつ

無作為抽出とは、母集団(調べたい対象全体)のどの要素も同じ確率で選ばれるようにして、標本を選び出す方法。調べる人の好みや都合を入れず、乱数やくじで選ぶ。選び方に意図が入らないので、標本が母集団の縮図に近くなり、標本の結果から全体を推し量ったときの偏りを小さくできる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:単純無作為抽出、ランダムサンプリング

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背景

調べる人が「答えてくれそうな人」「目についた製品」を選ぶと、知らないうちに結果が都合のよい方向へ偏る。人の判断で選ぶ限り、この偏りは避けられない。そこで選ぶ作業から人の意図を外し、偶然だけに任せることで、どの要素にも平等に選ばれる機会を与えるという考え方が生まれた。

具体例

大学で全学生5,000人から100人を選んで授業アンケートを取るなら、学籍番号の一覧に表計算ソフトの乱数を割り当て、値の小さい順に100人を選ぶのが無作為抽出である。駅前で声をかけやすそうな学生に聞いて回る方法は、意図が入るので無作為抽出にならない。工場の抜取検査で、ロットの中から乱数で製品を選んで調べるのも同じ考え方である。

試験での引っ掛け

「無作為」は「適当に選ぶ」ではなく、全要素が同じ確率で選ばれる仕組みを使うという意味である。また、テストデータを作るときに実データから無作為に抜き出しても、仕様上の条件や境目の値を網羅できるとは限らない。ブラックボックステストのデータは、同値分割(同じ扱いになる入力のまとまりから代表値を選ぶ)と限界値分析(境目の値を選ぶ)で作るのが基本で、無作為抽出と取り違えさせる選択肢が出る。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 「無作為」は「適当に選ぶ」ではなく、全要素が同じ確率で選ばれる仕組みを使うという意味である。