層別抽出とは?そうべつちゅうしゅつ
層別抽出とは、母集団(調べたい対象全体)を、性別・年代・地域のような属性で重ならないグループ(層)に分け、それぞれの層から無作為に標本を選ぶ方法。層の大きさの割合に合わせて選ぶ人数を割り振ることが多い。単純無作為抽出よりも、標本の構成を母集団の構成にそろえやすく、同じ人数でも推し量った結果の精度が上がる。
最終更新:2026-10-10
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全体から単純にくじで選ぶと、偶然ある年代ばかりが多く選ばれ、少数の層がほとんど入らないことがある。答えの傾向が層ごとに大きく違う調査では、この偶然の偏りが結果をゆがめる。あらかじめ層に分けて、各層から決まった数を選べば、偶然に任せる部分を層の中だけに閉じ込められる。
具体例
全学生2,000人(1年600人、2年500人、3年500人、4年400人)から100人を選ぶなら、学年を層として人数の割合どおり1年30人、2年25人、3年25人、4年20人を割り振り、それぞれの学年の名簿から乱数で選ぶ。研究室に配属される4年生だけ通学の事情が違う、といった場合でも、各学年の声が割合どおりに入る。総務省統計局の家計調査も、地域で層に分けてから段階的に世帯を選んでいる。
試験での引っ掛け
集落抽出(クラスター抽出)との取り違えに注意する。層別抽出は全部の層から少しずつ選ぶのに対し、集落抽出はいくつかのグループ(集落)を選び、選んだグループの中は全員を調べる。多段抽出は、グループを選び、その中からさらに選ぶ操作を段階的に重ねる方法である。層別抽出の層は、層の中が似た者どうしになるように分けるのが効果を出す条件である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。