質問(インタビュー)とは?しつもん
質問(インタビュー)とは、関係者や担当者に口頭・書面で問いかけ、業務の実態や運用状況を本人の言葉で把握する技法。短時間で広い範囲を押さえられ、文書に残らない例外運用や勘所を拾えるのが強み。一方で回答は記憶と主観に依存するため単独では証拠として弱く、記録の閲覧や実測との突合で裏づけることが前提になる。
最終更新:2026-10-06
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設計者は自分が使わない機器の使われ方を知らない。仕様書と現場の運用は必ずずれ、そのずれは文書のどこにも残っていない。聞き取りは、この書かれていない部分を短い時間で引き出すために置かれた技法である。ただし人は都合よく思い出すため、証拠力には序列が定められ、質問は最も弱い側に置かれている。
具体例
JIS Q 19011(マネジメントシステム監査の指針)は、面談で得た情報を他の情報源で検証すべきものとして扱う。組込みの現場でも、保守担当者への聞き取りで得た「異常停止は月1回程度」という発言を、機器の不揮発ログに残るリセット回数と突き合わせて初めて要求値の根拠にできる。
試験での引っ掛け
質問だけで結論を出さないこと。証明力は監査人自身が確かめる実査・突合のほうが強く、質問は最も弱い部類に置かれる。「聞いたが否定されなかった」は証拠ではない。答案では、質問で得た仮説を何の記録で裏づけたかまで書いて初めて点になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12(IPA)
システムのユーザビリティの測定手法のうち、利用者に実際のシステムを操作してもらって、意見を聞き、有効さ、効率及び利用者の満足度を評価する手法はどれか。
正解:インタビュー法
要点:インタビュー法は操作してもらい意見を聞く評価手法
インタビュー法は、実際に利用者にシステムを操作してもらい、その様子を観察しながら本人から直接意見や感想を聞き取る評価手法である。有効さ・効率・満足度という利用者側の主観を含む観点を、実利用に近い状況で拾える点が特徴である。専門家だけで評価する手法とはこの点で異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。