RISC-Vとは?りすくふぁいぶ
RISC-Vとは、仕様が公開され、誰でもライセンス料なしに実装・改変できる命令セットアーキテクチャ。整数演算だけの基本命令セットに、乗除算・浮動小数点・圧縮命令・ベクトルなどを拡張として選んで足す構成になっており、用途に対して過不足のない小さなコアを構成できる。
最終更新:2026-10-06
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従来、命令セットは提供元との契約なしには使えず、ライセンス料と、独自命令を足せないという制約が設計の自由度を縛っていた。カリフォルニア大学バークレー校で研究用に始まった仕様を公開規格として整備し、命令セットを共有財にしたのがRISC-Vである。特定の提供元の事業判断に製品寿命を左右されない点が、長期供給を求められる組込み分野で評価されている。
具体例
ウェスタンデジタルはストレージ製品の内部コントローラにRISC-Vコアを採用すると公表し、SiFiveやルネサスもRISC-Vベースの製品を出している。独自のアクセラレータ命令を足せる点が、画像処理や暗号処理を載せる設計で効く。
試験での引っ掛け
オープンなのはISAの仕様であって、実装そのものではない。個々のコアのRTLは商用の非公開品でよく、「RISC-V採用=オープンソースハードウェア」ではない。拡張が選択式であるため、同じRISC-Vでも搭載する拡張が違えばバイナリの互換性は保証されない点も押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)
RISC-Vの説明として、適切なものはどれか。
正解:オープン標準として提供されている、命令セットアーキテクチャである。
要点:RISC-Vはライセンス料不要のオープンな命令セット仕様
RISC-Vは、カリフォルニア大学バークレー校で開発され、現在はRISC-V Internationalが管理するオープン標準の命令セットアーキテクチャである。仕様が公開され、ライセンス料なしで誰でも自由に実装・拡張できる点が特徴で、基本命令セットに必要な拡張を選んで組み合わせるモジュール構造になっている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。