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クラス図とは?くらすず

クラス図とは、システムの静的な構造を、クラスとその属性・操作、およびクラス間の関連・汎化・実現・集約として表すUMLの図。時間軸を持たず、何がどのデータと責務を担い誰と結び付いているかだけを示す。関連端に付く多重度の読み取りと、集約とコンポジションの使い分けが要点になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

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背景

規模が大きくなると、動作の順序を追う図だけでは「この値は誰が持つのか」「機能を足すときどこへ足すのか」が決まらない。責務の置き場所を実装へ入る前に合意しておくための図がクラス図で、C言語で書く現場でも「構造体と、それを操作する関数群」という単位に読み替えれば同じ議論ができる。試験では、要求文からクラスと多重度を起こす作業と、機種差をどこで吸収するかの設計判断として問われる。

具体例

温度制御装置なら、制御器クラスが温度センサクラスを1対多で保持し、ヒータ駆動クラスを1対1で持つ。抽象クラス「温度センサ」の下にサーミスタ用と熱電対用を汎化でぶら下げれば、機種差はクラスの追加だけで吸収でき、制御器側は書き換えずに済む。チェンジビジョンのastahのようなツールは、この図からC++のヘッダ骨格を生成できる。

試験での引っ掛け

多重度は相手側の端に書く——「制御器1個がセンサを多数持つ」なら、多を書くのはセンサ側の端になる。集約とコンポジションの違いは、全体が消えたときに部分も消えるかどうかで、静的確保が基本の組込みでは寿命管理の宣言としてそのまま効く。構造だけを表す図なので、状態の遷移は状態機械図、時間順の呼出しはシーケンス図と役割が分かれる。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 多重度は相手側の端に書く——「制御器1個がセンサを多数持つ」なら、多を書くのはセンサ側の端になる。