タイミングチャートとは?たいみんぐちゃーと
タイミングチャートとは、複数の信号やタスクの状態が時間の経過に沿ってどう変わるかを、段組みにして並べた図。時間軸を共有させることで、信号の前後関係、待たなければならない長さ、同時に立ってはいけない組合せが1枚で読める。装置間インタフェース仕様やハードとソフトの取り合いを決める場面で共通言語になる。
最終更新:2026-10-06
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ハード担当とソフト担当が別会社に分かれることさえある組込みでは、「チップセレクトを落としてから何ナノ秒後にクロックを出すか」を文章で書けば必ず解釈が割れる。時間軸の絵に数値を添えれば取り違えようがない。デバイスのデータシートがタイミング図と規定値の表で書かれているのも同じ理由で、デザインレビューではこの図が事実上の仕様書になる。
具体例
I2Cではクロックとデータを2段に描き、開始条件と停止条件の位置、データを変化させてよい区間(SCLがLowの間)を示す。RTOS上の解析では、割込み発生から起床・実行・完了までを帯で描き、上位タスクのプリエンプトや割込み禁止区間のどこが最悪応答時間を作っているかを読む。
試験での引っ掛け
図に書いた時間は設計値で、実機では割込み禁止区間・バス調停・キャッシュミスのぶんが上乗せされる。順序が合っていることと規定値を満たしていることは別で、データシートのセットアップ時間・ホールド時間の数値まで突き合わせないと確認にならない。状態遷移図とは表している軸そのものが違う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。