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サービスマネジメントシステム(SMS)とは?さーびすまねじめんとしすてむ

サービスマネジメントシステム(SMS)とは、サービスマネジメントの方針・目標・プロセス・資源・役割を体系化し、PDCAで継続的に改善していくマネジメントシステム。ISO/IEC 20000が要求するのはこのSMSであり、ITILが示すのは個々のプロセスの実践知という関係になる。SMSの下にインシデント管理・問題管理・変更管理・サービスレベル管理といったプロセスが束ねられ、SLAで合意した水準を満たし続けるための土台になる。認証の対象になるのは個々のツールや担当者ではなく、このマネジメントシステムそのものである。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では9回出題されています(2016年度〜2024年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

別名:SMS、サービスマネジメントシステム

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背景

インシデント管理だけを整えても、変更管理が甘ければ同種の障害は再生産され、部分最適の改善は頭打ちになる。個々のプロセスの上に方針・目標・資源・役割・改善サイクルを載せた器を定義し、外部から監査できる形にしたのがSMSで、ISO/IEC 20000はこの器に対して要求事項を置いている。背景には、サービス品質を「担当者の頑張り」ではなく「組織として説明できるもの」にしなければ、顧客にも監査人にも根拠を示せないという事情がある。

具体例

Amazon Web Servicesは各サービスのSLAと稼働状況ダッシュボードを公開し、障害の検知・利用者への告知・復旧・事後の再発防止までを定められた手順で回している。目標値の設定、実績の公開、レビューによる手順の改訂という一連の枠組みがSMSに相当し、個々の監視基盤はその中の資源にすぎない。

試験での引っ掛け

SMSとサービスマネジメントの各プロセスを同列に並べると誤る。SMSは器(マネジメントの枠組み)で、インシデント管理などはその中身。ISO/IEC 20000(要求事項の規格)とITIL(実践のガイド)の役割を逆に答えさせる設問も定番で、認証を受けられるのは前者に対してである。記述式では「なぜ製品導入だけでは要求を満たさないか」を、方針・役割・改善サイクルが欠ける点から言えるようにしておく。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では9回出題(2016年度〜2024年度)
  • 分野:マネジメント系
  • SMSとサービスマネジメントの各プロセスを同列に並べると誤る。