ブロックチェーン・スマートコントラクトとは?ぶろっくちぇーん・すまーとこんとらくと
ブロックチェーンは、取引記録をハッシュで連結したブロックとして多数のノードが分散して持ち合い、改ざんを計算量的に困難にする技術。スマートコントラクトはその上に置く自動実行プログラムで、あらかじめ定めた条件が満たされた時点で、仲介者を通さずに支払や権利の移転を実行する。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
企業をまたぐ取引は、互いの帳簿が一致している保証がないため、銀行や取引所といった第三者に確認と保証を委ね、その手数料と時間を払ってきた。同じ記録を全員が持ち、後から書き換えられない形にすれば、その仲介を省ける。ST試験では暗号技術の中身より、どの商流でこの仲介コストを消せるかという事業設計として問われる。
具体例
貿易分野のTradeWaltz(NTTデータなどが出資)は、船積書類のやり取りを参加企業が同じ記録として共有し、紙と郵送の往復を減らしている。輸送温度がしきい値を超えなかったことを記録で確認した時点で代金の支払を自動実行する、といった応用も設計できる。
試験での引っ掛け
改ざんは「不可能」ではなく計算量的に困難(多数派の計算力を握られれば覆りうる)。スマートコントラクトは法的な契約書ではなく、条件成立で走るプログラム。誰でも参加できるとも限らず、参加者を絞るコンソーシアム型・プライベート型がある。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
Webサイト上で実行されるスマートコントラクトの説明はどれか。
正解:アプリケーションサービスを実現するための基盤上に執行条件と契約内容を事前に定義しておき、条件に合致したイベントが発生すると自動執行する仕組みである。
要点:スマートコントラクトは条件成立で契約が自動執行される仕組み
スマートコントラクトは、ブロックチェーンなどの基盤上に契約の内容と執行条件をあらかじめプログラムとして記述しておき、条件を満たすイベントが発生した時点で自動的に契約が執行される仕組みである。第三者の仲介を介さずに履行できるため、仲介コストと改ざんリスクの低減が期待される。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。