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共通鍵暗号方式・公開鍵暗号方式とは?きょうつうかぎあんごうほうしき・こうかいかぎあんごうほうしき

共通鍵暗号方式・公開鍵暗号方式とは、鍵を相手と共有しなければならないかどうかで分かれる、暗号方式の二大分類。共通鍵暗号方式(対称鍵暗号)は送り手と受け手が同じ鍵を持つ必要があり、処理は高速だが、その鍵をどう安全に渡すかという鍵配送の問題が残る。公開鍵暗号方式(非対称鍵暗号)は公開してよい鍵と本人だけが持つ秘密鍵を対にし、公開鍵で暗号化したものは対応する秘密鍵でしか戻せない。処理は遅い代わりに鍵を共有せずに済む。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITストラテジスト試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2023年度)。

ITストラテジスト試験の頻出用語/午前II

別名:共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式

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背景

暗号そのものが強くても、鍵を相手へ渡す経路が安全でなければ全体は守れない。共通鍵しかなかった時代、鍵の受け渡しは人が運ぶか専用線を敷くしかなく、取引先が増えるほど運用が破綻した。公開鍵暗号は「公開してよい鍵」を作ることでこの制約を外し、面識のない相手とも安全に通信できるようにした。情報資産の保護方針やベンダー選定の要件を書く立場では、方式の優劣ではなく用途による使い分けを説明できることが要る。

具体例

HTTPS通信はこの二つの組合せで成り立っている。まず公開鍵暗号方式で相手の正当性を確かめ、その回線だけで使う共通鍵を安全に受け渡し、以後の本文のやり取りは高速な共通鍵暗号方式で行う(ハイブリッド暗号方式)。CRYPTRECの電子政府推奨暗号リストでも、共通鍵側にAES、公開鍵側にRSAやECDSAが挙げられている。

試験での引っ掛け

n人が共通鍵暗号方式で互いに個別の鍵を持つにはn(n−1)/2個の鍵が必要で、公開鍵方式ならn対で済む——この鍵数の差が計算問題として出やすい。また「公開鍵暗号のほうが安全」という優劣の話ではなく、処理速度と鍵配送のどちらを取るかで使い分ける点を押さえる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2019年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • n人が共通鍵暗号方式で互いに個別の鍵を持つにはn(n−1)/2個の鍵が必要で、公開鍵方式ならn対で済む——この鍵数の差が計算問題として出やすい。