サブネットマスクとは?さぶねっとますく
サブネットマスクとは、IPアドレスの何ビットまでがネットワークを表す部分で、どこからが個々の機器を表す部分かを示す値。255.255.255.0のように、2進数で1が連続する側がネットワーク部、0の側がホスト部になる。通信の相手が同じネットワークにいるか、ルータへ渡すべき相手かの判定に使われる。
最終更新:2026-10-06
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IPアドレスだけでは、どこまでが「同じ集団」なのかを機器が判断できない。組織の規模も部署の分け方もさまざまで、区切りの位置を固定にすると、大きすぎる集団か台数の足りない集団のどちらかが生まれる。区切りを可変にして別の値で示す形にしたことで、必要な台数に合わせて網を分けられるようになった。
具体例
IPアドレス192.168.1.10にマスク255.255.255.0を当てると、192.168.1が網の識別、末尾の10が機器の識別になる。同じ設定の192.168.1.20とは直接やり取りでき、192.168.2.20へは既定ゲートウェイのルータ経由になる。部署ごとに網を分けて通信を制限する設計の土台になる。
試験での引っ掛け
アドレスそのものではなく、区切りの位置を示す値である点をまず押さえる。「マスク=通信を遮断する仕組み」という読みは誤りで、遮断はファイアウォールやアクセス制御リストの役割である。/24のようなプレフィックス表記も、同じ区切りを別の書き方で表したものになる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問47(IPA)解説で登場
IPアドレスの自動設定をするためにDHCPサーバが設置されたLAN環境の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:DHCPによる自動設定を行うPCに、DHCPサーバのアドレスを設定しておく必要はない。
要点:DHCPはブロードキャストで探すためサーバ指定が不要
DHCPでは、クライアントがブロードキャストで設定要求を出し、それに応答したサーバからIPアドレスなどを受け取る。したがってクライアントにDHCPサーバのアドレスをあらかじめ設定しておく必要はない。配布されるのはIPアドレスだけでなく、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスなども含まれる。割当てには有効期限(リース期間)があり、同じアドレスが再び割り当てられる保証はない。
出典:令和8年度 公開問題 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 問10(IPA)
次のIPアドレスとサブネットマスクをもつPCがある。この PC のネットワークアドレスとして、適切なものはどれか。IPアドレス:10.170.70.19、サブネ…
正解:10.170.70.16
要点:ネットワークアドレスはIPとサブネットマスクのビット積(ビットごとのAND演算)で求める
サブネットマスク255.255.255.240は上位28ビットがネットワーク部で、第4オクテット(IPアドレスの4番目の8ビット)は上位4ビットだけが有効です。ホスト部のIPアドレス19を2進数にすると00010011で、下位4ビットを0にすると00010000=16になります。したがってネットワークアドレスは10.170.70.16です。
出典・参考
公式シラバスの4 技術要素 > 3 通信プロトコル > プロトコルとインタフェース(ネットワーク層,トランスポート層)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。