ASP・アウトソーシング・BPOとは?えーえすぴー・あうとそーしんぐ・びーぴーおー
ASP・アウトソーシング・BPOとは、いずれも社外資源の活用形態を指す語。ASPはアプリケーションの機能をネットワーク経由で提供する事業者・形態でSaaSの前身、アウトソーシングは業務やシステムの運用・開発を外部の専門業者に委託すること、BPOはそのうち特定の業務プロセスを運用体制ごと丸ごと委託することをいう。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
自社ですべてを抱えると、専門人材の確保と設備投資が固定費として重くのしかかる。そこで「持たずに使う」形が段階的に広がり、機能だけ借りる形、運用を任せる形、業務そのものを任せる形へと委託の範囲が広がってきた。委託範囲が広がるほど自社の情報が社外で扱われるため、契約と委託先管理の要求も重くなる。この対応関係が試験の狙い目になる。
具体例
コールセンター業務をオペレーターの採用・教育まで含めて委託するのがBPOで、ベルシステム24やトランスコスモスがこの領域の事業者にあたる。社内システムの保守運用だけを任せるのがアウトソーシング、Salesforceのように機能を借りるのがSaaSである。
試験での引っ掛け
BPOはシステムの運用委託ではなく、人と運用体制を含む業務プロセスそのものの委託である点が分かれ目。またハウジングとホスティングは誰の機器かが逆で、ハウジングは自社の機器を事業者の施設に預ける、ホスティングは事業者の機器を借りる形である。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問48(IPA)
ITアウトソーシングの活用に当たって,委託先決定までの計画工程,委託先決定からサービス利用開始までの準備工程,委託先が提供するサービスを発注者が利用する活用工程…
正解:稼働状況を基にした実績報告や利用者評価を基に,改善案を委託先と取りまとめる。
要点:活用工程は実績評価に基づく継続的な改善が中心
活用工程は、委託先のサービスを実際に利用しながら、その品質を維持・向上させていく段階である。稼働状況の実績報告や利用者の評価をもとに改善案を委託先とまとめる活動がこれに当たる。提案依頼書の作成は計画工程、移行やテストは準備工程の作業である。
出典:平成31年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問47(IPA)
BPOの説明はどれか。
正解:社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を、外部の専門的な企業に委託すること
要点:BPOは中核でない業務プロセスを外部の専門企業に委託すること
BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)は、自社の中核ではない業務プロセスをまとめて外部の専門企業に委託することをいう。委託によって自社の資源を中核事業に集中でき、専門性や規模の効果によるコスト削減も期待できる。
出典:令和4年度 公開問題 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 問45(IPA)
BPOの説明はどれか。
正解:社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を、外部の専門的な企業に委託すること
要点:BPOは非中核の業務プロセスを外部へ委託すること
BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)は、自社の中核ではない業務プロセスを外部の専門事業者にまとめて委託することである。委託により自社は中核業務へ経営資源を集中でき、専門事業者のノウハウによる効率化やコスト削減も期待できる。
出典:令和7年度 公開問題 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 問13(IPA)
A社は従業員300名のITサービス企業であり、ヘルプデスク業務のアウトソーシングサービスを提供している。A社はオンプレミスのシステムを所有しておらず、顧客向けサ…
正解:a1=2, a2=1
要点:可用性の重要度は停止時に顧客まで影響が及ぶかで決まる
可用性の重要度は、そのサービスが止まったときに顧客まで直ちに影響が及ぶかどうかで判断します。電子メールはヘルプデスク利用者からの問合せ受付と回答という顧客向けサービスの提供手段そのものなので、停止すれば顧客に直ちに影響が出る重要度2です。人事・労務管理は社内業務専用で、停止しても直ちに影響を受けるのは自社だけなので重要度1となります。
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 3 調達計画・実施 > 調達と調達計画に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。